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魅いられる  作者: 月島 真昼
三章 愛川数死の殺人事件
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性格の話


「へえ。原因は」

 一瞬僕はあの火事のことかなと思った。

 それを見透かした殊更さんがにやりと笑う。

 僕もそんなはずはないことにすぐに気づいた。

「性格が内向的で友人ができなかった。そのうちネットにはまって成績が悪化しはじめた。親からは文句ばかり言われ、周りの人間たちがちゃんと生きてるのに自分もしていない。誰とも仲良くないからそういう無力感を共有して自分を慰めることもできない。だから死ぬことにした。そんなとこにゃん」

「そうですか。もう一回ちゃんと皆木を殺しなおさないとなあ」

「まあとうぶんは無理だにゃん。警察が周りをしっかり固めてるからにゃ。向こう一年くらいはやめといたほうがいいだろうにゃ」

 ところで僕の隣で姉ちゃんが、殊更さんに向けて凄まじい殺気を放っている。僕にはそれがすごく居心地が悪い。肩を掴んでいなかったらいまにも襲い掛かりそうだ。

 ともかくどうにかこうにか宥めて姉ちゃんに足の治療を受けてもらった。




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