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魅いられる  作者: 月島 真昼
三章 愛川数死の殺人事件
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睡眠の話 


 体勢が無理なので二日ほど眠ることができなかったようだけど、限界が来たのか頭が揺れ始めた。僕はDVDの音量を最大にして部屋をでた。外に出てもわかるぐらいにうるさい。

 せっかくだから自分の分の食事を作る。パンを焼いてマーガリンを塗った。ついでに夕飯用の米を炊いておく。三十分ほどしてから部屋に戻ると目をしばたかせた真理が紐に釣り下がるように体を揺らしていた。DVDを止めて真理の頬をぺちぺち叩いてみる。

「もう……寝かせてよ……」

「わたしはあなたの奴隷です。はい、復唱」

「わたしは、あなたの、どれい、です」

「寝ていいよ」

 彼女は目を閉じて、寝息を立て始める。当分は寝かしておいてあげよう。最終的に殺すのは変わらないが。しかしこうなってしまった以上、五人目を殺すのは難しくなりそうだ。

 護衛くらいはつくかもしれない。

 というか皆木にガードがついていないのが少し不思議だった。

 真理はともかく皆木は実行犯の三人目なのだ。



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