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魅いられる  作者: 月島 真昼
一章 愛川誕生の殺人生活
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涙目の話


 仲介屋の懐を探ると二百万あった。おそらく報酬なんだろうが……

「多いな?」

 四割を仲介屋に持って行かれてるはずだから元の金は…… あー、そういえば数学は苦手だったわ(人はそれを算数と呼ぶことに誕生は気づいていない)。

 ともかく通常の依頼のほぼ二倍。四割も持っていく仲介屋がサービスだとかボーナスだ、ってことはあり得ないと思う。

 特に難しい殺しでもなかったし。

 ……まあいい。

 疑問は無数に浮かんできたが検討できるほど冷徹でいられる状況でもないし、元々正答を出せるほど俺は頭もよくない。

 なによりいま大事なのはここを出ることだ。俺は『筆箱』を取った。バッグに詰め込む。……『消しゴム』も持って行くか。どちらもあまり使いたくないが。

 次にガラスケースを見た。

 コレクションと嫁達…… 連れていけるなら連れて行きたいけど、行きたいけど…… あ、ヤバい。泣きそうになってきた。

 切り換えろ。俺は愛川誕生。職業は殺し屋。


 …………ぐすん。



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