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魅いられる  作者: 月島 真昼
三章 愛川数死の殺人事件
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調子の話


 あれ。僕ってこんな短気な人間じゃなかったはずなんだけどなぁ。まあイライラと重なって、プツンときてしまったんだろう。実際殴らなかっただけマシだ。重要なのは思考ではなく行動なのだ。テロリストだって、オウム真理教の信者だって、もちろん僕らだって、思想だけでは逮捕されない。

「愛川ー。携帯鳴ってるぞー。ってか試合前は携帯きっておけよ」

「あ、はい。すいません」

 液晶の表示は殊更さんからだった。

 試合中だったので電源を切った。

 結局それ以降は出させて貰えなかった。試合は辛勝だった。僕がブレーキになった前半で差を開けられてしまったが、僕が交代したあと歯車が噛み合い始めて後半で巻き返していった。かなりショックだった。

「まあ、落ち込むなよ」

 肩を叩かれる。

 余計に落ち込む。

 長月さんが僕の傍に駆け寄ってきてタオルとスポーツドリンクを渡してくる。

「調子悪、かったみたいですね? 大丈夫で、すか?」

 お前に心配される筋合いはない。



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