表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魅いられる  作者: 月島 真昼
三章 愛川数死の殺人事件
166/195

存在の話

「最悪、殺し終わったあとなら口封じしてくれても構いませんよ。」

「にゃあ。そういうやつほどあとになって命乞いするんだけどにゃあ」

 意地悪そうに殊更さんが言う。

 そうかもしれなかった。

 僕も関係者全員を殺し終わったあとになったら、やっぱり捕まるのが嫌になってるのだろうか。なっているのかもしれない。それはきっとそのときになってみないとわからない。

「まあそのうち三人目の家族についても連絡いれるにゃあ。しばらくゆっくりしてるといいにゃ。あんまり殺す殺す言ってると、戻ってこれなくなるにゃ」

 切られた。

 戻ってくる? 戻る必要がどこにあるんだろう……?

 僕はしばらく長月さんを殺す方法を考えていた。けれどあまり現実的ではない気がしてきた。長月さんを殺して僕に疑いがかからない方法というのは存在しない。

「……そもそもかなり大規模に協力してもらってるだけに、殊更さんの助言に反した行動を取り辛いなあ」

 いまは待つしかないのかな。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ