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魅いられる  作者: 月島 真昼
三章 愛川数死の殺人事件
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切符の話



 殺すと決めたのはいいものの、どこでどうやってどういう風に殺そうか。車で事故を起こしてくれたら理想的だ。例えば運転中に突然タイヤがパンクを起こしてくれたらいい。僕と関係のないところで通り魔にでもあってくれたらなあ。都合のいいことばかりを考えて、一旦思考を止める。ため息を吐いてから、一から考え始めようとした。

「もう少しご一緒したかったので、すがわたしここで降りさせていただきますね」

 え?

 呆気に取られる僕を置いて電車から降り、手を振る。扉が閉まる。

 ……まだ何もしていないのにすごく疲れた気がする。

 あの人、いったいなんなんだろ。

 なにか不穏なものは感じている。中止にしようかとも思った。けれどこの機会を逃すのももったいない。

 結局僕は池谷の家に向かうことにした。

 ここまできてやらなかったら電車賃が勿体ないからだ。

 僕は中で待ち合わせていた油田五忌振の一人と切符を交換して、電車を降りた。

 長月さんは後回しにするか。




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