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魅いられる  作者: 月島 真昼
一章 愛川誕生の殺人生活
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選択の話


 選択肢その一

 シキを仲介屋に突き出す。


 小学四年生のガキが仮にも仲介屋のプロを殺したなんて信じて貰えるだろうか?

 というか信じて貰えたとして俺が無罪放免なんてことがあり得るか?

 ……絶対ない。却下だ。


 選択肢その二

 ごめんなさいと素直に謝る。


 ごめん、論外。むしろどこからこの回答を導き出したんだろ、俺。


 選択肢その三

 逃げる。


 ………………………



「シキ」

「なに?」

「逃げるか」

「ん?、うん」

 っておい、なんで勝手にシキを置いて行くことを選択肢から外してるんだよ。

 ……あぁ、わかってるさ。

 認めるよ。シキをここに置いて行ったら俺の行方探しに、あるいはただの憂さ晴らしにシキは仲介屋から拷問される。

 あれはそういう組織だ。くっだらねぇ。テメェの都合で連れてきてテメェの都合で死ぬより辛い目に会わせる。

 死ぬのはいい。殺すのもいい。だけど「死ぬより辛い」のはダメだ。

 こびりつくみたいにして残ったくだらねぇ良心ってやつが疼いてるんだ。




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