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魅いられる  作者: 月島 真昼
三章 愛川数死の殺人事件
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不意の話




 映画館にいってからラーメンを食べたと言いかけて、慌ててわからないと言った。大学で講義を受けていたはずだと付け足す。刑事さんは「すいません間、違えました。事件があったのは金曜日で、はなく木曜日です」と悪びれない態度で言う。

 あらためて映画館にいってラーメンを食べたことを言う。

満足したように頷く。

「それではまたお、尋ねするときはあるかもしれませんがよろしくお願いし、ます」

「あなたの喋り方、聞き取り辛いので別の方をまわしていただきたいです」

「すいません何、分人手不足なものですから。ではありが、とうございました」

 丁寧に頭をさげて扉を閉める。僕は息を吐いた。

たぶん変だと思ったはずだ。まずい。僕は何人も殺さないといけないのに、こんなとこで捕まるわけにはいかない。

「前途多難だ」

 頭の片隅で中西を殺すのはいつどこにしようかなと考え始める。

 半年くらいほっときたい。それから突然殺したい。

 楽しんでいる自分に気づく。



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