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魅いられる  作者: 月島 真昼
三章 愛川数死の殺人事件
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訪問の話



 一日もしないうちに刑事さんがやってきた。背の高い女の人で、目の下に隈がある。覇気がない、どこか陰気な雰囲気があった。年齢はたぶん三十台前半。年齢差がなくてもあまりお友達にはなりたくないタイプだな、という感想を抱く。刑事だから当然かもしれない。黒いスーツが異常に似合っていた。関わりたくないが、ドア越しに警察手帳を示されて仕方なく鍵を開ける。

「こちら警、察のしがない歯車です。テレビで知、ってますか? 中西さん一家の火事の件、であなたに聞きたいことがあ、って参りました」

 妙な言葉の区切り方をする。聞き取り辛い。言葉の印象をずらして、特定のワードに注目させるためかもしれない。なんだか嫌な話しかただった。

「へえ、なんで僕に? あれって隣県の話でしょう?」

「いやですねえ愛、川さん。そんなのあの一家が中西勇、太さんのご家族だからに決まってるじゃな、いですか」

 さすがに警察だけに、そのへんはちゃんと調べてあるか。



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