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魅いられる  作者: 月島 真昼
三章 愛川数死の殺人事件
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開幕の話



 大学生になって僕は少々フライングをした。

「もしもし」

「にゃあ? この番号知ってるやついないはずにゃんだけど?」

「二十代後半でまだにゃあにゃあ言ってるんですね。恥ずかしくないんですか? 殊更切無さん」

「聞いた声だにゃん。ちょっと待って。いま思い出すから」

「無理だと思うんでいいですよ。愛川一志といいます。前は笠原一志でした」

「笠原くんね! 覚えてたよ。んで、にゃんかよう?」

「絶対覚えてないでしょ」

「うん、ごめん」

「しょうもない演技のほうがムカつきます。八年前に家族を殺されてあなたを頼りました。手伝って貰えますか」

「うんうん、で、なにを手伝えばいいのかな?」

「殺します」

「あいよ。中西勇太、池谷正也、土屋弘、皆木あかり、明石真理。の五人の殺人のコーディネートね。請け負ったにゃ」

「殊更さん?」

「主犯がそろそろ出てくるころだにゃん。ちょうどいいにゃあ」

 電話越しに冷たい笑い声がする。

 頼もしいな、と僕は思った。



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