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魅いられる  作者: 月島 真昼
三章 愛川数死の殺人事件
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惨敗の話




 バスケットの練習は地味なことの繰り返しで辛かったが、次第におもしろくなっていった。僕は一人暮らしで他にやることもなかったので、必然的に練習時間が他の人よりも長くなった。

 西村は元からセンスが違うらしくて半年も経つころには上級生と変わらない動きができるようになっていた。一年で唯一レギュラーをとった。僕は上級生と肩を並べるにはもう少し技術が足りなかったけれど、この一年でぐっと背が伸びて二年のはじめでレギュラーを貰った。

 西村がポイントガード、僕はフォワードで最初の試合に臨んだ。結果は惨敗だった。けれどたった一年でも積み重ねた練習は嘘をつかなかった。時間をかけながらゆっくりと体は動くようになっていき、二年の最後の大会では県大会の決勝までいったが惜しくも代表は逃した。

 三年になって去年負けた中学を下して全国大会に出場したが、一回戦で負けてしまった。

 スポーツは楽しかった。

 けれどそれでも殺したいままだった。



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