表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魅いられる  作者: 月島 真昼
三章 愛川数死の殺人事件
139/195

方法の話



「ん? 何がかね?」

「殺すには誰に頼めばいいのかな。って。でもよくよく考えたら僕は殺して欲しいんじゃなくて、僕が殺したいんだった」

「はんっ。物騒だにゃー」

 鼻で笑われる。

「笑うなよ」

 僕は言う。

「ああ、ごめんごめん」

 彼はまったく悪びれていなかった。

「はにゃー。未成年の放火殺人だったっけ」

「……」

「そいつら十年くらいは塀の中からでてこないにゃ。んーで、十年間殺意が消えなかったらおまえの殺意は一過性じゃなくて本物にゃぁ」

 楽しんでいる口調だった。

 たしかにどこかに切味ちゃんに通じるものがある。

「もしおまえが十年経っても忘れてなかったら、名刺やるから連絡してこい」

「ありがとう」

「ちなみに過去、同じことを十八回ほどやったが十年後に連絡してきたやつは皆無にゃ。期待してるにゃん。じゃあ、機会があればまた」

 切無さんが部屋を出て行く。

 ふと彼は十年間ずっと連絡先を変えないのかと疑問に思う。

 からかわれたのかもしれない。

 


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ