表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魅いられる  作者: 月島 真昼
三章 愛川数死の殺人事件
137/195

詐術の話




「学校の一件以来、妹と連絡とれないんだよね。まああれに限って殺されたってことはないと想うんだけど、万が一があるから大丈夫かなぁと思ってさ、死期ちゃんなら何か知ってんじゃないかと思って」

「殺された……? どういうことです?」

 切無さんはほんの少しのあいだ表情を固めて、あからさまに誤魔化すように爪の先で額を掻いた。

「あ、……いや、聞き間違いじゃないかな。うん、いないんなら出直すにゃ。じゃっ」

「切味ちゃんは人を殺してたんですか。それにもしかしたら姉ちゃんも」

「にゃぁ? なに言ってるのかぜんぜんわかんないナ」

 冷めた口調でいう。これ以上踏み込んでくるな。とその目は語っていた。僕は目を逸らさなかった。ここで引いたらダメだ。ここで引かなかったら、ユキ達を殺したやつを殺してやる方法が見つかるかもしれない。

心の中に火がついたままなのだ。どうしようもなく熱くて熱くて堪らない。

「まいった。誤魔化せる空気じゃないね」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ