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告白の話
「ああ、最初家を出たのは単なる反抗だよ。来る日も来る日も殺しの特訓と毒の勉強。そんな生活に嫌気が差して、表の世界を知ってみたかっただけだ。飛び出してからもどうせそのうちお前らを殺して成木を継ぐんだろうなとは漠然と考えてた」
「では……」
「殺したくない一番大切な人が他にできちゃったから」
成木が私を見た。微笑んでから向き直る。は? え?
「殺し屋にはなるよ。なんならお前らに雇われてもいい。だけど僕は成木一花果にはならない」
成木のお姉さんらしき人は目を閉じて少し黙ってから「わかりました。それではあなたを成木本家から除名し、成木専属の殺し屋として雇います」と言った。
「はい、雇われました」
成木が答える。
……えっと、もしかして一件落着? 私、告白された!? しかもここに来たのって完璧にいらないことだった? 美咲にこっち関連ってバレちゃった? 私一体どうしたらいいわけ!?
ずどん。
成木のお姉さんの上に何かが降ってきた。




