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魅いられる  作者: 月島 真昼
二章 愛川既死期の殺人学校
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放送の話


 成木が席を立った。数人が止めようとした。他の数人はどうしていいかわからずに狼狽えている。死出くんはニヤニヤ笑いを抑えきれていない。

 何人かが出入口を塞ぐ。

「お前が行っても小畑は殺されるんじゃないか。なら人質が二人に増えるだけでなんの意味もない」

 というのが止めようとしてる人の意見だ。

 強硬もできないまま十五分が過ぎた。そこでまた放送。私は死出くんの隣にいく。

『ちなみにぃ、一時間が過ぎて小畑さんに犠牲になってもらったあとはぁ、みなさんに一分ごとに一人ずつ死んでいってもらいまぁす!』

「ねぇ、成木が出る時どさくさに紛れて一緒に出れないかな?」

「なんで俺がそんなことを」

「切味ちゃんけしかけるよ」

「……」

「お願い」

『そこんとこよぉく考えて成木くん、カモォン!』

 プツン、と放送が切れる。

「行くしかないみたいだね」

 今度は誰も成木を止めなかった。むしろ引きずりだそうと他クラスからの生徒が教室に殺到した。チャンス。




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