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魅いられる  作者: 月島 真昼
二章 愛川既死期の殺人学校
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調子の話


「お帰り!」

 飛び込んできたユウくんを、私は咄嗟にかわせなかった。服の上からあんまりない胸を掴まれて私は「きゃああっ!?」悲鳴を挙げた。ユウくんビビる。笠原さんが飛んできて掴まえてユウくんをボコボコにする。「て、手厳しい」ユウくんが床に倒れる。

「どうしたの? 調子悪い?」

 倒れたユウくんを踏みつけながら笠原さんが聞いてくる。

「や、そういう訳じゃないんですけど」

「じゃ恋患いだ!」

 なんかもうやだ。

 俯いて笠原さんの横を通ってリビングへ。

「お帰りなさい」

「お帰り」

 カズくんとユキちゃんはいつも通り、ではなかった。あちこちに傷や青あざを作っている。

「黄色ちゃんに話したいことがあるって。母さんじゃダメなんだってさ」

 カズくんが笠原さんにペコリと頭を下げる。笠原さんは頷いてユウくんを連れて部屋に戻った。

 ドガベキバキボキ。

「て…きび…しい……」

 聞こえなかったことにしよう。

「話って?」

 カズくんが小さく息を吸い込んだ。



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