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魅いられる  作者: 月島 真昼
二章 愛川既死期の殺人学校
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曖昧の話


 とりあえず寝て起きたがあれは孤児院のほうにはこなかったようだ。

 よかった。切味ちゃんや笠原さんはともかく子供達は巻き込みたくない。

 学校に行くと美咲が話し掛けてきた。

「ねぇ、文化祭のあとどこいってたのさ? 次の日打ち上げいこうってメールしても反応しないし」

「あはは……、ごめんごめん」

 曖昧に笑うことしかできない。美咲は頬に貼ったガーゼに視線を止める。

「話せないことだっていうなら無理に訊かないけどさ」

 ……ほんとごめん。

 私なにしてるんだろ。

 なんか今更辛くなってくる。

 なんで普通に生まれて普通に高校生に慣れなかったのかとか。

 機時惨告なんていう父親を持ったせいで人生のかなりを損してる気がする。

 チャイムが鳴って美咲がまだ話し足りなそうにしながら帰っていく。

 成木と目が合う。なんか怒ってる……?

 気のせいだろうか。

 とりあえず私も成木には用事があるから、あとでちゃんと話をしよう。

 いまはテストのことのほうが多分大事だ。


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