表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魅いられる  作者: 月島 真昼
一章 愛川誕生の殺人生活
1/195

プロローグ:対価の話



 まったく人の闇には底がない。

 夜の河川敷。

 たかだか小学四年生の四つの死体が俺を憂鬱にさせる。

 この小学生達は自然災害に巻き込まれたわけでも若い身空で人生に絶望し集団自殺したわけでも何の罪もないわけでもなかった。

 つまりは俺は殺し屋だった。

 報酬は四人分占めて480万円、サービスで500万円なり。

 依頼人は、

 こいつらの同級生の女の子の母親。

 作文の書き方で 〜の、って文節だらけだと読み辛いと習った覚えがあるがこれはこれで変な味があるんじゃないだろうか。

 閑話休題。

 同級生の親からの依頼って時点で何があったかは察してくれ。


 ……はぁ。


 副業もなしにこれで飯を食ってるおれが言うのもなんだが、なんでこんな職業が成立するんだか。悪意ってやつはくだらない。

 人の話し声が頭上を掠めて俺は闇に紛れた。

 さて、報酬は振り込んで貰えるだろうか。

 金よりも尊いはずの命は一人あたり125万円で夜の闇に置き去りにされる。


 遠くで悲鳴が聞こえる。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ