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詩歌集

作者:    


不思議な鏡


その鏡の前に立つと


私じゃない誰かが映る


性別が違うし


顔も似てない


私の前世…とも違う気がする


誰なのかわからない


会ったことの無い人


知らない人…だけど


この鏡の前に立つ度


その人が映る


声をかけてみるが返事はない


というか、声が届かないようす


向こうもなにか話しているのか


時々、口がぱくぱくと動く


でもやっぱり、声が聞こえない


そっ…と


鏡に手のひらを乗せる、と


それと同時に、その人も鏡に手を乗せる


鏡越しで触れる、手と手


声は聞こえないけど


手と手を会わせた瞬間


いつもあなたは素敵な笑顔を見せる…


切なくて優しい微笑みを


あなたは鏡の向こうでしてくれる…








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― 新着の感想 ―
[良い点] 雰囲気が素敵です!!! なんというか上手く言葉に出来ないのですが、本当に雰囲気が透明で綺麗で好きです。
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