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54【おばちゃんの正体】

今日は結構短いです。



「ふぃ〜」


屋敷に戻り一息つく。


あの大量のリンゴと何が入ってるかわからない袋は屋敷のメイドに渡しておいた。


後で、リンゴを一つ貰ってリリに食べさせに行こう。


「それにしても、あのおばちゃん何者なんだろう?

街の人達は、あのおばちゃんが言うことをちゃんと聞いていたし、信頼はされているみたいだったけど」


「その事なら前からこの屋敷にいたメイドに聞いたらすぐにわかりましたよ」


「そうなの?

で、どんな人だって?」


「あの人は、町長のお姉さんらしいです。

そして、街の人達からも信頼も厚く、この街の顔役と言っても過言ではない人らしいです」


「でも、実の姉だとしても、町長を差し置いて顔役なんかしたら町長さん怒っちゃうんじゃない?」


「町長も姉には敬意を払っているらしく、よっぽどのことが無い限り何も言わないらしいです。

それどころか町長が困った時に姉に相談しに行ったりもしてるらしいですよ」


「へぇーそうなんだ。

あのおばちゃんってとってもすごい人だったんだね」


「そうですね。

あのおば様にエレナ様は認められたのでこの先この街で困ることはほとんどないと思います」


「この街の人達がいい人ばかりでよかったよ」


私は、十五分ぐらい休憩してから、メイドにリンゴを一つとお皿を貰いリリの部屋に向かった。


コンコン!


「はい」


「リリ、私よエレナよ」


「お姉様!

入ってください!」


私は、部屋に入り、リリの寝ているベットの近くに椅子を運び座る。


「リリ、リンゴ食べる?」


「はい、頂きます」


リリが食べると答えたので氷でナイフを作りそれでリンゴの皮を剥き、一口サイズに切っていく。


「そのリンゴとても美味しそうですね」


「そうでしょ!

これめっちゃ美味しいのよ!

リンゴ屋のおばちゃんにいっぱい貰っちゃった!」


「貰っちゃったって、ちゃんとお金を払わないとダメじゃないですか!」


リリに怒られてしまった。


「いやそれはおばちゃんが引越し祝いにあげるって」


そして、私はリリに今日あったことを説明した。


「まあ、それなら仕方ないですね。

この街人達が優しそうで何よりです」


「そうなのよ!

リリも体が良くなったら一緒に街を見てわまりましょ!」


「はい、そうですね。

楽しみにしておきます」


リリは笑顔でそう言った。


今日も読んで下さりありがとうございます。

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