表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

50/94

50【大将】

おはようございます٩(*´꒳`*)۶

50話目です!


私はそのまま真っ直ぐに突っ込んでいき敵の大将と思わしき大男の前までやってきた。


私の服と体は敵の返り血とかすり傷で真っ赤になっている。


「あなたが賊の大将?」


私が頬につたっている涙を拭きながら言う。


「そうだか?」


大男が殺気を放ちながら言う。


「今すぐ引くなら見逃してあげる。

どうする?」


本当は殲滅した方がいいのだろうが、今回は病人のリリもいるので出来るだけ早くこの戦いを終わらせたいので提案する。


「ふぅっ!

ガキが!

舐めてんじゃねえぞ!」


私の提案は拒否されたようで、大男は怒鳴り散らかす。


「じゃあ、殺すわ」


私は、氷の剣を強く握り、空中に十本程の氷の剣を出現させる。


いつもの私ならこんなやつ魔法を使わなくても楽勝で倒すことができるが、今の私は違う。


人を殺してしまったことは今は考えないようにしようと頑張ってるが、どうしても少し考えてしまう。


そのせいでいつもは軽やかに動く体が今日は鉛を引きずってるかのような重さとかしている。


それに頭痛や目眩、吐き気なども出てきており万全な状態とはとても言えない状況だ。


「氷の特殊魔法か、まぁ、退屈しのぎにはなるかな」


大男は、手に持っていた大剣を肩に担ぐ。


「はぁ!」


私は氷の剣を並走させながら大男に向かって突っ込んで行く。


「ファイア!」


大男のその掛け声と共に男の右手から炎が噴射され私に向かってくる。


私は、その炎を避けながら並走していた氷の剣の中の二本を大男に向かって飛ばす。


「こんなもん」


大男がその氷の剣を弾き飛ばす。


私はその間に速度を上げ大男の胸元に潜り込み切り上げる。


「む!」


大男が私の切り上げを防ぐべく剣で防御の姿勢をとった、その瞬間に私は切り上げを止め後ろに跳ぶ。


それと同時に大男を中心として円状に広げていた氷の剣、八本を一斉に大男に向かって飛ばす。


グサッ!グサッ!!!


「ぐはっ!」


私の切り上げを防ぐべく防御体制に入っていた大男がその攻撃を防げる訳もなく、八本の氷の剣に串刺しにされる。


「俺は負けたのか?」


八本の氷の剣で串刺しになっている敵の大将がいった。


この状態で話せるってどんな生命力してんのよ!


「そうよ。

あなたは負けたの。

大人しく倒れなさい」


私がそう言うと。


「クソォォォォ!」


そう叫びながら敵の大将は倒れて絶命した。


「た、大将がやられた!

みんなひけー!」


「大将が負けた相手に勝てるわけねぇ。

逃げろ!」


賊の中の一人がそう叫ぶと他の賊達が慌てて逃げていく。


賊がその場からいなくなったことを確認して私はその場にへたり込む。


「エレナ様!

大丈夫ですか!」


そんな私にヴィルデがよってくる。


「うん、大丈夫。

でもちょっと疲れたからあとはお願いね」


「はい、任されました」


ヴィルデのその言葉を聞いて私は意識を手放した。


今日も読んで下さりありがとうございます。

よろしければ評価、ブックマーク、感想お願いします。

レビューなんかも書いていただけると凄く嬉しいです!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ