42【アドニス・センプレヴェルデ】
最近しみじみと思いますが1話あたりの文字数めっちゃ少ないですよね笑
でも、あまり多くしてしてしまうと毎日投稿出来なくなりそう、、、
僕の名前はアドニス・センプレヴェルデ、七歳でセンプレヴェルデ王国の第一王子だ。
僕は、第一王子ということもあり、大切にされ、その上で幼い頃から勉学に剣術、魔法と様々なことを学ばされた。
僕は、天才肌なようで勉学、剣術、魔法と全て卒無くこなすことが出来た。
嫌なことと言えば僕の周りによってくる大人や女だ。
大人は、僕みたいな子供にヘコヘコし、少しでも僕に取り入ろうと裏でコソコソしているし、女についてはぼくを見るとキャーキャー叫び散らし、厚い化粧をした顔で、香水のキツイ匂いでよってくる。
特に香水の匂いがキツイ。
確かに一つの匂いで少し匂うぐらいなら良いものだろう。
しかし、数多くの匂いのものが混ざり合い、もう凄く臭い。
だから、僕は大人も女の人は苦手である。
まあ、僕は第一王子なのでそんな素振りを見せることは出来ない。
出来るだけ当たり障り無い会話をし、作り笑いを浮かべながら早く終わらないかなぁと思うことしか出来ない。
そんな、自分に、周りにうんざりしていた時である。
「アドニス!五歳ぐらいのとっても可愛い子が王城にいたの!
見失ったから一緒に探しなさい!」
この人は、カメリア。
僕の姉で第一王女だ。
「まぁ、今は暇だしいいけど、どんな子なの?」
「えっとね。
動きやすいパンツスタイルだったわ。
それで、護衛一人とメイド一人の三人で来ていたわ」
「王城に来る女の人で動きやすいパンツスタイルって珍しいね」
王城に来るってことは僕や王様に出会ってしまう可能性があるわけだ。
普通は少しでも自分をよく見せようと着飾って来るものだ。
「そうなのよ!
可愛いのに勿体ない!
絶対に捕まえてお姉様って呼ばせてみせるわ!」
こいつは何を言っているんだ?
そう心ではおもったが口には出さない。
僕は、その女の子に興味を持った。
今までの鬱陶しい女達とは違う、そんな期待を寄せていた。
僕は、お姉様に言われるがままその女の子を探していた。
そしてたまたま訓練場の近くを通ったので、覗いて見た。
すると、そこでは近衛騎士団の団長であるガゾンと一人の小さな女の子が戦っていた。
女の子の剣はガゾンには全然とどいてはいないが、速さ、正確さ、それ以外の全ての要素が僕より凄かった。
僕も剣術は卒無くこなせるとはいえ所詮七歳にしてはというものである。
それに比べてあの女の子の剣は僕とは桁違いに凄かった。
大人でもあの子に勝てる人は少ないのではないか?と思わせるぐらいに。
戦いの結果は、ガゾンが勝利した。
まあ、仕方ないだろう、ガゾンは王国最強と言われているほどの男だからな。
戦いが終わり女の子が休憩のために端に行き飲み物を飲み始めた。
お姉様のためにそろそろ声をかけるか。
そう思い女の子のところに行こうとした時。
「やっと見つけましたわ!」
とお姉様が訓練場に入ってきて女の子を連れて行ってしまった。
残された、護衛の人とメイドの人はどうしようと慌てている。
はぁ、お姉様やるならちゃんも周りの人のことも考えてくれよ。
そう思いながら、二人に声をかけた。
「ごめんね、お姉様が勝手に連れて行ってしまって」
「あ、アドニス様とんでもないです」
「お姉様は変なことはしないと思うから少しお姉様にあの子を貸してくれないかな?」
「はい、お嬢様なら何があっても大丈夫だと思いますし、わかりました」
お、珍しいなメイドにこんなに信用されてるなんて。
ちょっと二人にあの子の話を聞いてみたいな。
「ねえ、お姉様があの子と何かしてる間、僕とお話ししようよ」
「はい、わかりました。
それとお願いがあるのですが」
「何かな?」
「帰らなければならない時間になったらお嬢様を連れて来てくれませんか?」
「あぁ、それは勿論責任もってやるよ」
「お願いします」
「じゃあ、行こうか」
そうして僕達三人は僕の部屋に向かった。
それからその二人と一時間ほど話をした。
この二人はあの子のことをとても大切にし、信用しているみたいだ。
エレナ様はとても優しい人なのですよ!とかエレナ様は凄いお人なんですよ!と後半は護衛の人が興奮気味に話していた。
「そろそろ、帰る時間なのでアドニス様お願いしても宜しいですか?」
興奮気味の護衛と違い大人しくお茶を飲んでいたメイドが言った。
「あぁ、もうそんな時間か、正門まで連れて行くから正門で待っててくれ」
「はい、よろしくお願いします」
そうして、僕はお姉様の部屋に向かった。
お姉様の部屋の中からは楽しそうな声が聞こえてくる。
楽しそうなところ悪いと思うが、僕も頼まれた立場としてちゃんと役割を果たさなければならない。
コンコン
とノックをして中に入った。
それから一悶着あったもののエレナと正門に行き帰りを見送った。
自室に戻ってもお姉様が言ったことが頭に残っていた。
「エレナ、アドニスと結婚しなさいよ!」
いつもならこんなことを言われたら遠回しに断っていただろう。
たが、今回のことは何故か嫌と思わなかった。
お姉様の部屋での会話、正門まで行くまでの会話、それはとても楽しいものだった。
僕はあの面白い彼女に惹かれているのだろうか?
それから僕は寝るまで彼女のことが頭から離れなかった。
今日も読んで下さりありがとうございます。
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