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15【剣術開始!】

初授業が終わって約1ヶ月が経過した。

ヴィルデさんがお父様に相談してくれて剣術の練習をする許可が降りた。


「ヴィルデさん、お父様を説得してくれてありがとうございます」


「いえ、大丈夫ですよ。

そろそろ許可しないとエレナ様に嫌われますよって言ったらすぐに許可をくれました」


そう言ってヴィルデさんが笑った。


「お父様は相変わらずですね。

でもこういう時は助かります」


「それでは14時頃に動きやすい服に着替えて訓練所に来てください。

騎士団の人には悪いですが他に出来そうなところがないので訓練所の端を使わせてもらいましょう」


「そうですね。

騎士団の人には悪いですけどお願いしましょう」


そして14時になったので動きやすい服に着替えて訓練所に来ていた。

そこにはもうヴィルデさんが木刀を2つ持って待っていた。


「すみません。

待たせましたか?」


「大丈夫ですよ。

ちゃんと時間通りです。

私は騎士団の人にここで練習することを話すために少し早く来ただけですから」


「あ、そうでした。

騎士団の方々、今日から少しここを使わせてもらいます。

迷惑をかけるかも知れませんがよろしくお願いします」


そう、騎士団の方々に挨拶をした。


「そんなん全然気にしないでください。

エレナ様の思う存分つかってください。

俺達もエレナ様に見られていると思うと気合が入りますんで、逆にありがたいぐらいです」


そう冗談混じりに答えてくれる。


「ありがとうございます。

一緒に頑張りましょう!」


「「「おー!」」」


騎士団の方々が優しい人でよかった。


「エレナ様は本当に人に好かれやすい人みたいですね。

普通、訓練所に戦闘経験のない女が入ってくると、みんな嫌な顔をするんですよ」


「そうなんですか?

ここの人達が優しいだけですよ」


「まあ、そういうことにしときます。

それでは始めて行きましょう」


「お願いします」


「まず、戦闘において1番重要なのは何だと思いますか?」


「えーと、技術ですか?」


「それも大事ですが、1番大事なのは体力ですよ」


「体力ですか?」


「納得いかない顔ですね。

どれだけ技術があっても体力がなければ相手はその体力が尽きるまでただ耐えるだけで勝てるんですよ。

圧倒的な力の差が無い限り時間を多少かせぐくらいなら出来ます。

将来のエレナ様ならそんな絶対的な力が得られるかもしれませんが、今のエレナ様はそれを耐える側なのです。

そして、耐えるのは攻めるよりも体力がいります。

なので今日から当分は体力作りをメインにしていきます。

少し退屈でしんどいかもしれませんが、大事なことなので頑張ってください」


「わかりました。頑張ります!」


少し退屈だと思ってしまうがヴィルデさんが言ったことはもっともだと思うので素直に頑張ることにする。


「それではまず、訓練所の外回りを走りましょう。

私も一緒に走りますので限界まで頑張ってください」


そうして私は、今日の体力はここで終わるのかなぁーと思いながら、外回りを走り始めた。


平成から令和に変わりましたね。

私は全然実感ないです。

令和に変わる時も普通にゲームしてましたし笑

皆さんは何をして過ごしましたか?

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