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13【ヴィルデとの初授業】

ちょっと単語が増えてきましたね。

私も、その場で適当に考えていたり、ネットでそれっぽいのを調べたり、しているだけなので全然覚えれてないです笑

近々設定集的なものもだします。

「まずはこの国について教えていきましょう。

最初に、エレナ様、この国は何と言う大陸にある何と言う国ですか?」


ヴィルデさんは本当に初歩の初歩から丁寧に教えてくれるらしい。


私としても間違った知識があるかもしれないのでそれはとてもありがたい。


「ザイデルバスト大陸にあるセンプレヴェルデ王国です。

ザイデルバスト大陸で1番大きい国と言われてますね」


「はい、正解です。

大陸で1番大きいといっても1位、2位、3位はあまり差はありません。

では、センプレヴェルデ王国の周りにある国の名前はなんですか?」


「西と南には海が広がっていて山を挟んで東にナルツィッセ皇国と北にエグランタイン帝国があります」


センプレヴェルデ王国はナルツィッセ皇国とは 仲がいいが、エグランタイン帝国とはあまり仲がよろしくない。


というかエグランタイン帝国は戦争で領地を増やそうとする動きがあるためどことも仲良くはない。


前の皇帝はそれほど好戦的ではなかったためセンプレヴェルデ王国とも多少の付き合いはあったらしいが前皇帝が病気で亡くなってしまい、今の皇帝に変わり軍事強化が盛んに行われているらしい。


こうなると本当に前皇帝が本当に病死なのか疑問に思ってしまう。


センプレヴェルデ王国とエグランタイン帝国が戦争していないのは、その国境にナルツィッセ皇国との国境の山とは比べ物にならないくらいの大きな山が存在しており、その山を超えるのは相当の労力がいるため、その山を超えて攻め入るのは難しいという理由が大きい。


それでもエグランタイン帝国が攻めてこないという保証はないため、センプレヴェルデ王国とナルツィッセ皇国はこれ以上の親睦を深めなければならないと思う。


「はいその通りです。

センプレヴェルデ王国の王都、ナルツィッセ皇国の皇都、エグランタイン帝国の帝都はなんですか?」


「センプレヴェルデ王国の王都はサントゥールです。

すみません。

皇都と帝都は知りません。」


「謝らなくていいんですよ。

そのわからないことをわかるようにするのが勉強ですから。

皇都はアカスィアで帝都がシャルドンですよ。

覚えておいてくださいね」


「はい、わかりました。

ありがとうございます」


「他にもこの大陸には国はありますが、今あげた、センプレヴェルデ王国、ナルツィッセ皇国、エグランタイン帝国の3つが大国と言われる国です。

エレナ様は公爵令嬢なので小国のことも学んでいくべきなのですが、それはまた今度でいいでしょう。

とりあえずはこの大国3つのことはしっかりと勉強して覚えてくださいね」


「はい、わかりました。

ですがどのくらい深く知る必要があるのですか?」


「国の成り立ちからその国で起きた大きな事件、王がその時どのような行動を取ったかなど出来るだけ知っておいた方が良いでしょう」


「そ、それは大変そうですね」


「エレナ様はまだ5歳です。

これからまだまだ時間があるのでゆっくり覚えていきましょう」


それからも常識的なことを学んでいった。

常識なんて大体わかるだろうと思っていたがわからないことも沢山あってとても勉強になった。

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