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12【リリとの時間】

この小説でも1話書くのに、あんまり考えずに書いても1時間以上かかってしまうんですよ。

もっと設定が多くてごちゃごちゃしてる小説とかって1話どのぐらいかかってるんですかね?

皆さん、もし毎日投稿が途切れてしまった人がいてもあまりせめないであげてくださいね笑

昨日からヴィルデさんはうちに住んでいる。

私の護衛ということもあり、私の部屋の近くがヴィルデさんの部屋になった。


そして今日は念願の初授業となっている。

私がまだかなぁーと思いつつ、いつもどおりリリと自室で遊んでいる。


「お姉様、最近私の髪が長くなってきていると思いませんか?」


「そうね、少し長くなっているわね。

でもリリの髪は綺麗だからいいと思うわよ」


「でも最近は暑くなってきたので邪魔なんですよ。

なのでお母様に髪を切りたいって言ったらダメ!って言われたんです。

お姉様はどう思いますか?」


「まあ、リリの言いたいこともわかるけど、令嬢って髪の毛が長めにしないといけないみたいな風潮があるからね。

お母様もそれを言ってるのだと思うわ。

私としては、そんなことあまり気にしなくてもいいとは思うけど、リリの髪は綺麗だと思うから切るのは勿体ないと思ってしまうわ。」


「そうですか?

お姉様がそう言うのでしたらこのままにしておこうかなぁ」


「そうしましょう。

私も髪が長いのでこれからたまに同じ髪型にしたりして遊びましょうよ」


「お姉様!それいいですね!

髪を短くしたら出来なくなりますし、このまま伸ばします!

今日からおそろいしましょう!」


「わかったわ、今日は初日ということで簡単なポニーテールにしましょう。

これなら私でも出来ますしね。

リリそこに座ってください」


そう言ってリリを鏡台の前に座らせ髪を結び、その後自分も髪を結んだ。


「どう?可愛いでしょ?」


「はい!いいですね!

可愛いです!」


そうしてリリとワイワイ話しているとコンコンとノックの音が部屋に響いた。


「はい」


「ヴィルデです。

授業に来ました。

入ってもよろしいでしょうか?」


「はい、いいですよ」


「失礼します」


そう言ってヴィルデさんが部屋に入ってきた。


「ごめんね、リリ今からお勉強するからお母様のところで遊んでくれる?」


「お姉様、もう遊んでくれないの?」


「お勉強が終わればまた遊んであげるから少し待っててくれる?

賢いリリならそれぐらい出来るよね?」


「うん、できる!

お母様のところにいるから終わったら来てね」


悲しい顔をしたリリにそう言うと笑顔で答えてくれた。


「うんわかったわ。

ロゼ、リリを連れて行ってあげて」


「はい、お嬢様。

それではリリ様行きましょう」


そうしてロゼとリリが部屋から出ていった。

リリが物わかりのいい子で本当に助かるよ。


「さすがお姉様って感じの話の持っていき方ですね」


そうヴィルデさんが褒めてくれた。


「そんなことないわ。

リリがいい子なだけよ」


私は照れながらそう答えた。


「そういうことにしときます」


とヴィルデは笑顔で言った。


「それでは授業をお願いします」


私はそう言って机に着いた。


「まずは一般常識について教えていきましょう。

知ってることもあるかと思いますが、まだ知らないことがあるかもしれませんし、勘違いしている可能性もありますのでしっかり聞いていてくださいね」


「はい、お願いします」


そうして私とヴィルデさんの初授業が始まるのであった。

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