1【目覚めるそして寝る】
私が初めて書く小説なので、多少誤字や文がおかしなとこがあるかも知れませんが、優しく見守ってくれると幸いです。
「――――」
「ーーーー」
何だ?
まだ眠たいしもうちょっと寝かせてくれないかなぁ?
「――――」
あーうるさいな!
わかった。わかった起きますよ!
もうちょっと静かにねさせてくれないかな!
そう私は心の中で悪態をつきながらゆっくりその目を開けた。
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目を開けるとまったく見覚えのない金髪で青い宝石のような目をした洋風の美しい女性とメイド服を着た黒髪ボブのこちらもまた美しい、この人はちょっと和風っぽい?女性が目の前にいた。
えーと誰?
とりあえず声を出そうとしてみると「あぅー」と何とも可愛らしい赤子のような声が私の口から出た。
あら可愛い。
それを聞いた2人の女性はキャッキャと笑いあっていた。
そんな楽しそうな2人とは違い私は数秒ポカーンとしたあと慌てて周りを見渡した。
部屋の内装は、漫画などでよくある、ザ・貴族の部屋と思えるほど綺麗で、大きなタンスなどの家具にしても、どれも素人の私から見てもわかるぐらい、値が張りそうな物ばかりが目にはいる。
次に見たのは自分の手だ。それはとても小さくぷにぷにしており、どこからどう見ても赤子の手そのものだ。
それでようやく自分が赤子になっていることに気がついた。
いや、本当は最初の「あぅー」といってしまった時には薄々気づいていたよ!ホントだよ!
ただ認めたくなかっただけだったんだ、、、
そんなことを考えていると2人の女性は「――――――」と何かを私に言い頭を撫で部屋から出ていった。
どこに行くんだろう?
てかまずここどこ?
「あぅあ〜」
おおっとあくびが出てしまった。さっき起きたばかりだというのにまた眠くなってきた。
よし寝るか!まー赤子だから仕方ないよね!決して現実逃避じゃないよ!起きたらちゃんと考えるよ!
でもとりあえず今は睡魔に身を任せよう。
そうして私は眠りについたのだった。