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カジノ

魔王を倒す決意をしながら部屋を出た俺は準備をするべく城から出た。

城門が開くとウィルの馬車に乗って城下町へと出た。

改めて見ると、とてもいい町だ。

そんなことを考えているとお城には負けるものの劣らない大きな建物が見えてきた。

その建物の入り口には身分の高そうな人々が多く出入りしていた。周りと比べて明らかに高級そうな

服をまとい、中には護衛のような男たちを連れている人までいる。

「な、なあユウキ。あの建物はなんだ?」

好奇心からそう聞いてみる。

ユウキの解説によるとの建物はこの国の貴族や商人や富豪などが利用する

国営のカジノらしい。

「寄っていきますか?」

と聞かれた俺は二つ返事でうなずいた。

だってカジノだぜ?寄らないわけないでしょ!


カジノの中に入るとたくさんの悲鳴や感性や怒号が飛び交っていた。

ユウキによると100ラル(外に売っていたパンが一つ1ラルだったから

大体10000円くらいだろうか)をもってこのカジノに入り

翌日出てくるときには100000ラルを手に出てくる人もいれば、

最初10000ラルを持っていたのに最後は無一文になる人もいるそうだ。

現在の俺の所持金は10000ラル、今さっき王様に報酬としてもらったものだ。

これをどこまで増やせるかが勝負だ。

まず俺はブラックジャックをしているところにいた。

ゲームそのものは現実世界と同じらしい。


そして10回のゲームが終わったとき、俺の手持ちは5000ラルまで減っていた。

まさかあそこまで負けるとは思わなかった。

やけくそになった俺は戦略など関係ないルーレットの台に近づいた。

そこではディーラーが球を転がしていた。

その球が止まると同時に悲鳴と歓声が上がる。

俺はこのルーレットにすべてをかけると決心した。

俺は1~12のところに5000ラルすべてをかけた。

台の周りでどよめきが走る。

俺は毅然とした態度で台の前に立ったが、内心では

...頼むぞー。当たってくれないとマジで困る...

と思っていた。










昨日と一昨日と休んじゃってごめんなさい!


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