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国王の一歩前

15、6分ほど馬車に揺られただろうか。

前で2頭の馬の手綱を握っているユウキが

「勇者さま!お城が見えてきましたよ」と言った。

馬車の窓から顔をのぞかせてみるととても大きな中世風の城が見えた。

見ていると某魔法学校を連想させるようだ。

それは山の上に立っていて一番高い塔では200メートルを超すだろう。

国王はあの塔から街を見下ろしているのだろうか。

それからさらに5分ほどたつと馬車が唐突に止まった。

驚いて馬車からか外を見てみると山のふもとにある城門についていた。

そこでは大きな槍を持った屈強な衛兵たちが道をふさいでいた。

彼らは俺の乗った馬車を最初は怪しんでいたが、ユウキが得意げに

何かが書かれた紙を見ると急に驚いた顔になり俺のほうに来て

「勇者さまだったんですか!失礼しました。お通りください」

と恭しくお辞儀までした。

彼らに少しビビっていた俺は面食らって「は、はい。どうも」

と閉まらない返事をしてしまった。

城門を通り過ぎると長い坂に差し掛かった。

馬たちはとても苦しそうだったがユウキの応援に押されたのかどうにか最後まで登り切った。

馬車から降り馬たちを撫でているユウキの横を通り過ぎ、テラスのようになっているところの行った。

そこには見たことのないような絶景が広がっていた。

手前側にはここからでも活気が伝わってくる町が見え、

奥のほうには青く輝く広大な海が見えた。

よく見るといたるところに緑が見えた。

いつまでもその景色を見ていたかったが、馬を馬小屋に返し戻ってきたユウキに

「さあ!城に入りましょう」と言われ仕方なく後ろを向き城に入った。

城の中は見たことのないような装飾品であふれていた。

壁や天井には様々な絵画が飾られ、シャンデリアなど飾ら豪華な照明がぶら下がっていた。

しかしそれでいて整然とした印象を与えられる一目でセンスの良さがわかる配置だった。

少し歩くと大きな扉があった。

この奥に国王がいるのだろう。

俺は勢いよくその扉を開けた。


4話目ですね。

はい。

書くことありませんね。

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