王城への迎え
家を出るとそこには投了が隙間なく石きれいに並んでいる大通りがあった。
たくさんの人がせわしなく歩いている。彼らは総じて現代の日本の服装ではなく
俺が来ているような服を着ていた。
ふと後ろの家をを振り返るとそこまで大きいわけではないが立派なログハウスがあった。
さっきまではその中にいたが改めて外から見てみるとますます現実感がない。
などと考えていると向こうから「勇者さまー。お迎えですよー」と明るく高い声が聞こえてきた。
一瞬誰のことかわからなかったが自分が勇者と言われていることを思い出した。
ああ、これから勇者って呼ばれるのか.....。
そう落胆していると今さっきの声の主が「あっ!いたいた!」とこちらを向いた。
そしてこっちに来る...と思って驚いた。彼女は映画でしか見たことのないような
大きな馬車を操縦していた。そして唖然とする俺の目の前に来ると
「よし!時間ぴったり!お迎えに上がりました!」と元気よく言った。
「ええっとお...この馬車に乗れと?」
そう聞くと彼女は当然のように
「そうですよ!これに乗って王城まで行くんですよ」と答えた。
...。まじか。
「と、ところで君の名前は?」
「私ですか?私は王城に務めておりますユウキと申します!身長は小さいけど
勇者さまと同い年です!よろしくおねがいします!」
思いっきり年下だと思っていた。それも仕方のないことだろう。
なにせユウキは130センチぐらいの見た目小学生だったからだ。
「あっ!そろそろ時間ですので行きましょう!」
ユウキは時計を見てそう言うと御者席に乗り込み、俺に
「後ろの席に座ってください!」といった。
「わかったわかった」そういって俺は馬車に乗り込んだ。
すると馬車は石造りの道をカラコロと進みだした。
3話目です。ちょっと書くのに慣れてきました!こんな感じに細かく区切って投稿していきます!
更新は一日一話を目標にしていきます!学生だから仕方ないね?
誤字脱字は許してくださいお願いします(´・ω・`)