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この連載作品は未完結のまま約8年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

あなたに恋をしてもいいですか。

作者:ゆみ 落葉
誰もがその噂を耳にしていた。
黒い羽衣を纏う首無き騎士がいる森。
昔の戦争時に首を切り落とされた騎士が自身の首を持ち歩きながら森を徘徊し森の中に入り込んだ人々を城に連れて帰ってしまう。
そんな噂が街に流れていた。
しかし、そんな噂を知らない少女がいた。
早くに二人の両親を亡くし叔母に育てられたリヴィア•オディン。彼女は街から一歩も出た事が無かった為そんな噂話しなど知りもしなかった。
そんなある日悲劇が起きた。
叔母のシルティーに拾われてからと言うものの休み無く働かされていたリヴィア。そんな彼女に唯一優しくしていたのはシルティーの夫のディアンだった。
ディアンはいつもリヴィアに優しく接しリヴィアに強く当たるシルティーも怒ったりとまるで本当の家族のように接してくれていた。
しかし、日は経ち彼女も十五の女性になった。
一人の女性として認めるようになったディアンは今までの態度とは違いシルティーがいながらもリアに恋をしてしまっっていた。
それに気付いたシルティーは彼女を屋敷から追い出した。
そんな事など知らずに家を追い出されてしまったリヴィアは行く当ても無く歩き続けた。
仕方なく道端で眠るわけもいかず森で一晩を過ごす事となった。
それが運命とも言える出会いだったのかもしれない。
目を覚ました時、目の前には剣をこちらに向ける黒い鎧を纏った騎士がいた。
しかし、彼女はそんな騎士に怯える事も無く寧ろ危ない、と一喝したのだ。
今まで怒られた事のなかった騎士はそんな彼女の態度にただ唖然とした。
そんな自分を怒ってくれる彼女に騎士は一目で惚れてしまい己の妻になってほしいと申し出た。
十五のリヴィアだったが結婚や恋、愛などというのには滅法弱く何も知らなかった。
妻と言う言葉も知らずただ掃除婦としての事だと勘違いしてしまい泊まる場所を提供してくれる条件としてならその言葉を飲む、と彼女は頷いた。
それを偉く喜んだ騎士と愛など知らずに育ってしまった女性の淡い恋愛物語。
慌ただしい一日
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2017/01/18 23:01
懐かしい蜂蜜
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2017/02/09 21:37
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