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アリス
”アリス”とは、ロンドンの町外れに住む三人姉妹の次女であった。姉と共に庭で話し合っている最中、退屈のあまりアリスは眠ってしまいのが始まりであった。眠り、アリスは不思議な国について夢を見てしまう。迷い込んだ夢の中での小さな出来事。それがアリスをどう動かすのか。言葉を主軸に進む不思議の国。
思えば、この物語はアリスが眠った事もあるが、白ウサギが全ての始まりで切っ掛けである。時計を持ち、言葉を話すウサギ。初めはなんとも思っていなかったアリスだが、それがありえないことだと気付くと、咄嗟に追い掛けてしまう。ウサギと共に穴に落ちるアリス。落ちる先にあるのは希望か絶望か。物語が進み始めた。チェシャ猫のわたしは静かに紅茶の底を見つめる。ウサギとなった父を追い掛けて落ちる母。父の家へと招かれた母は、原作のアリスとは違い、冷静に進んでいく。変る物語。ならば、この物語は不思議な国と呼ぶべきなのだろうか。それすらも分からなくなってきた頃、茶会に変化が起きた。




