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見せつけてる訳じゃねぇけど...
ハルヒはきょとんとしてた。
藤島は肩を落としてその場から逃げるようにいなくなった。
「え、ちょ、すごくない!!
西野くん、すごいすごい!!かっこいい!」
ハグされた。
「私の彼氏になってほしい!
それで私を守ってほしいなっ!」
うるうるの瞳。元々好きな女だし断れない。
「お、おう...」
「先輩、インキャの姿してても、モテモテっすね。羨ましいです」
「おまえ、茶化すなよっ」
「あ、俺はこの辺で。
邪魔しちゃ悪いんで。また!」
真面目な高校生活を送るために
本来の姿を隠して陰キャになってっけど、
実は最強のヤンキーだってことが、
好きな女にバレ、付き合うことになったのだった。
ハルヒが俺を馬鹿にすることは
一切なくなり。
一緒にイチャイチャしつつ、
毎日、学校で勉強に励んでいるのでした。
読んでくれてありがとうございました!
★投げてくれると嬉しい。