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運命の力

やっと転生が決まりました。書き始めると色々内容を考えてしまい、脱線してしまいそうです。


なんだよ!死ぬはずじゃなかったとは、どういうことだあぁーー!!生き返させろおぉーー!!転生させろぉーー!!転生!転生!転生!転生!転生!転生!


一人講義デモをしていると。


「確かにな。転生するべきだと私は思う。」


おお!!話が分かるじゃないの!やったーー生き返るぞー!せっかくだからチーレムにしてくださいよ。みんなにチヤホヤされされるんだ。むふふふ


楽園(ちきゅう)の魂よ。なかなかに危険な状態だったな。あのままでは存在が消滅していたぞ?旧世界に引きずり込まれなくて良かったな。」


消滅?そんな危険な状態だったの?全然身に覚えがないな。


「何を言う身に覚えがあるだろう。楽園の魂よ自分が雄雌どちらか言えるか?」


心がおじさんとネット仲間から呼ばれているんだぜ?そんなもの言わずもがなだぜ!

可愛い女の子をハベらしたいと妄想をよくしている。男でも可愛かったらok!我がハーレムにいれてしんぜよう!わはっはっはっはっーーーー!

・・・虚しくなって来た。


「精神面の話ではない。物理的な話だ。付いてるか付いて無いかだ。」


仏だからってセクハラは許しませんよ?大声出しちゃいますよ?


「思い出してみろ自分の過去を。昔はそんな希薄な存在ではなかったであろう。」


セクハラ仏が。確かに小学生中学生くらいの時は性格の悪くイジメをする奴を東条と共に成敗したり。チャリで隣の県まで遊びに行って色んな人と会ったり。かなり行動的だったのかな。

いつからだろうクーラーの効いた部屋でゴロゴロしがら漫画やアニメを見る楽しさ(かいらく)を覚えてしまったのは・・・

自分の怠惰なる素晴らしい(さいてい)な生活を思い出される。まあ、そういう人間だったんだろうな、元から。


「違うぞ楽園の魂よ。お前は善なる気高き魂のはずだ。だか、住まいを変えた時に運命も変えてしまったのだ。いや、守ったとも言えるな。」


セクハラ仏いきなり褒めやがって。別に嬉しくないんだからね!”セクハラ”の二つ名で呼びただけでやるんだから!勘違いしないでよね!


「お前が学び舎に行くために居た、仮の住まいには。無限地獄の入り口があったのだよ。それは人の世に開けてはならない物よ。」


無間地獄ですって!少しカッコいいじゃないの・・・それがどうしたっていうのよ!秦広王(セクハラ)は地獄の裁判官でしょ!忙しいからってちゃんとしないと許さないんだから!ふんっ


「そう。無間地獄とは旧世界のことであり。お前に分かりやすく言うと”魔界“の事である。お前は悪魔(デーモン)に性別、容姿、生命力を取られて消え失せ掛けていたのだよ。」


なんでだってーー!!

真面目に思い出してみると確かに思い当たる点がある。エロ本ににドキドキしていたこと。可愛い娘にムフフフしていたこと。パンチラに命がけで望みをかけた事。ああ、村形くん一緒に遊んだなーー元気にしてるかな?

それと、東条と喧嘩しに行ったり。ボランティア参加したり。

男らしい思い出が多い一方部屋には、イケメンが出てくるアニメやゲームのグッズが大量にあったしBLマンガがあった。よく男子同士が絡んでるけど、どっちが受けなんだろうか。仲裁に来た村形くんが嫉妬してるんだろうか。攻めなんだろうか。そいつらをまとめて怒ってる先生が少しニヤッと笑ったとき。そうか村形君たちが受けなのか(悟り)と思ったりもしたけど。そうか全部旧世界が悪いのか、納得!

魂だけで考える脳みそが搭載されていないから、すごい素直!自分が怖い!


てことは今の自分は何?両生類的な物?


「どちらでもない物と言えるだろう。名前があるが見えない。空気に近かろう。だが、肉体から解放されたのだ。最早些細なことである。そして無事に天国に来れてよかったのう。旧世界に連れていかれていたら、魂は食いつぶされていたであろう。よかったのう。」


何それ転生できないところだったのか!あぶねー死神ちゃんに感謝感激!

セクハラ仏に心配されなくても大丈夫よ!ふんっ!


「まだそのキャラやってあるのかマジでウザい。」


ちょ!?なんかまじ怒ですか?いやー冗談ですよ秦広王様ー。文字通り雲の上の住神(じゅうにん)に会えて、舞い上がってたんすよー


「まあそれでだ。楽園の魂よ。仮の住まいに開いた無間地獄をお前の”運命の力“のみで押さえ込んでいたのだよ。それだけでは抑え込むことが出来ずに。お前から多くのものが奪われた。だが、お前が抑え込むことによって多くの命が救われた。」


秦広王が立ち上がり、ビルのような大きい体見下ろしながら真面目な顔をする。


「お前がそこに住まなければ数千の魂が旧世界に引きずり込まれていたのだ。転生を認めようそして我々はそれを最大限に助けよう。」


じゃあじゃあ!異世界チーレムを!異世界チーレムを下さい!


「そうかお前は元いた世界では無く。別世界に行きたいのだな?」


そうでーす!エルフとかドワーフとかケモナーが歓喜する生命体とかと触れ合いたいでえぇぇーーすっ!


「うむ分かった。では決まりだな。ありがとう楽園の魂(みやもと)よ。お前の新たな世界での生活に幸あれ。」


それを言い切ると秦広王は判子を人生(りれきしょ)に押した。その瞬間、自分の周りが光り出し建物の中が白くなり始める。


ちょっと待ってえぇぇえー!!異世界行きたいってのは、ノリで言っただけでえぇぇぇーー!!普通に転生させてえぇぇぇーー!!!


シュン・・・

音がした時には光は無くなり魂も転送が終わったようで。先ほどのうるさい魂も消えていた。


「善なる魂よ。お前が失った数年間は帰っては来んが。出来るだけ幸のある転生にするためにも。助けを与えよう。楽園の魂(みやもと)よありがとう」


何も居なくなった空間に優しげな目を向けながら、多くの命を知らぬ間に助けた。善なる魂に感謝を送るのであった。



主人公の家には魔界の入り口!入り口から魔物デーモンの侵入を防いでいた功績で転生!そして転生先で待ち受けるものとは!



すいません次回も話しが進まないです。

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