人はこれをハメと言う。
モン○ンのゴア・マ○ラやセル○ギウスを知っているだろうか?
奴等の前や後ろの足は耐久値が異常なほど低い。
つまり足を斬りつけまくると面白いほどにスッ転ぶ。
この世界に耐久値なんて概念はないが、足を攻撃すれば、転ぶし斬れるし千切れ飛ぶ。
コンゲラートはユニコーンみたいな見た目の龍らしい。
つまり足を機関銃で撃ちまくればいつか転ぶだろう、
「と言うことで、君たちにはこれを使ってもらう」
目の前には、アリーシャ、ニーベル、クリムと、逃げてる途中にさらってきたユリーカ。
「これの使い方は、地面に置いて銃口を向けて引き金を引くだけ。
それで永久的に弾丸が発射される」
「何さらっと私が参加する流れになってるの!」
「それじゃあ、作戦開始!」
「まちなさ……」
魔法陣で転移。
ユリーカは何も言ってない。
いいね?
ーーーーーー
王都の前。
そこはかなりの広さの平原になっている。
ズシン、ズシンと振動がくる。
そして見えたのは……
魔界の結界を破ったときにいたユニコーンだった。
えーっと?
ちょっと落ち着こうか。
え?あれが災龍?
あの馬が?
うん。
いいや。(←思考放棄)
ちゃっちゃと殺っちゃおう
「掃射!」
ばばばばばと軽快な音を奏でる楽器。
君の名は。
機関銃です。
そんなことを考えているうちに、1回目、コケた。
すごく無様に。
頭から。
スライディング。
「さーて。
ねえねえお馬さん?
走らないんですか走れないんですねプギャー(笑)」
基本的に煽ってくスタイルで。
「貴様……!
正々堂々戦ったらどうだ!
遠距離から卑怯にも……!
戦士としての矜持は無いのか!」
有りません。
だって戦士じゃ無いもん。
「さて、辞世の句を聞こうか?」
と言いながら思いきり顔を蹴飛ばす。
「無……念……!」
今日の夜ご飯は馬刺しですね。
「お嬢!
解体班が到着したそうです」
丁度いい。
ボックスの中の在庫も全部解体しよう。
今夜はパーティーだ!




