表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生の砦姫  作者: 姫都幽希
魔王様、そして、学院編。
27/65

魔王城と魔王の娘

 さて、到着しました魔王城。


 え?飛ばしすぎ?

 道中さっきと同じ馬しか出てきてないもん。


 と言うか森の真ん中に大きな青いクリスタルがあってそこからあの馬が出てきてた。

 何故かクリスタルのしたには馬の死体が沢山転がってたけど。


 まあ、そんなこんなあって魔王城につきました。


「失礼します、お嬢さん。ここは魔王城の門の前ですが、何かご用ですか?」


 城門の守護騎士(オークのおっさん)が丁寧に話しかけてくる。


 すごい紳士だな。

 オークとかすごい野蛮なイメージかあった。

 後で知ったことだけど、魔物のオークはゲームとかに出てくるようなやつらだけど、魔族のオークは違って、とても紳士できれい好き、更には屈強で自らの主には絶対の忠誠を誓う武人の一族らしい。


「ああ、旅行がてら魔王に挨拶をと思ってね」


「そうでしたか。身分を証明出来るものはありますか?」


「これで良いかい?」


 パルーシャの紋章を見せる。


「これはこれは、王国公爵のパルーシャ家の方でしたか。

 さあ、こちらにどうぞ。

 ご案内致します」


 ヤバい、すごい紳士だ。


ーーーーーー


 魔王城、謁見の間。


「そうかそうか、旅行がてらに。

 よく来たな、パルーシャの娘。

 私は魔王、サタンだ。

 それから、こやつは私の娘、マモンだ」


「マモンと申します。

 どうぞお見知り置きを」


 玉座に座る魔王は少し白い肌をした青年。

 横に立っている少女は水色の髪、碧眼でやはり白い肌をしている。


「それで、私から1つ頼み事が有るんだ」


 あれ、何か嫌な予感が。


「そなたはほんの少しの時間で軍を1つ鍛え上げたそうな」


「は、はい、まあ」


「それで、魔王軍を鍛え上げて欲しい」


 はい?

 俺が魔王軍を?

 鍛える?


 めんどくさい。

 出来ないわけではないが。


 ん?

 そうだ!

 リアとトレイズに頼んじゃおう‼

 ついでに小隊1つ呼んじゃえ!


ーーーーーー


 一時間後。

 鍛練場。


「さて、諸君。

 我々は諸君の腐った根性を叩き直すことを依頼された、パルーシャ公爵直属領主軍、砲皇だ……」


 さて、教育の方は砲皇鍛え上げたときとおなじ。

 ただ、リアとトレイズ達が代行するだけだ。

 どんな事になるだろう。


ーーーーーー


 場所は戻って謁見の間。


 バックで「ああああああ」とか「ぎやあああああ」とか悲鳴が聞こえているのは、気にしちゃいけない。


「それでだな、もうひとつ頼み事が有るんだ」


 へ?


「マモンも鍛えてやって欲しい」


 MA・JI・DE・SU・KA!

 ついに、例のヒロイン?登場!


 やっとここまで来ました‼


 でもですね、この後は学園編です!


 学園編ですよ!学園編!


 やりたいことが沢山あります!

 勇者君(笑)も出る予定です。


 あと、前の馬を覚えておいてください。

 あれ、伏線です。

 犬線ではないです。

 伏線です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ