俺の妹がこんなに可愛い
「ふーん、そんなことがあったわけなのか」
取り敢えず、俺はコッペリアが引きこもりになった訳を聞くことはできた。
さあ、どうやって外に出そう?
凄くやりにくい。
ツンツンと肩をつつかれる。
「ねえ、天使さん。天使さんの名前は?」
コクリと首を傾げる姿がかわいい。
お持ち帰りしたい。
お持ち帰り‼そうか、そうしよう。
急かすようにコッペリアにつつかれる。
「私の名前はシャルロット・パルーシャ。パルーシャ公爵家長女さ」
自己紹介をすると、コッペリアも、
「私の名前はコッペリア・ガードメール。ガードメール王家第一王女。
シャルロットさん、お姉様と呼んでも?」
なにこの生き物‼
俺を萌殺す気だろうか?
「それなら、私もリアと呼んでもいいかい?」
コクコク首を縦に振る姿がかわいい。
「リア、君は私の家に来る気は無いかい?」
作戦その①。
コッペリアがうちに来る。
作戦その②は無い。
「お父様とお母様が良いと言ったら」
「国王と王妃様の許可は取って来たよ」
「なら」
妹が出来ました。
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領への帰り道。
ふと、気付いたが、今日は馬車の揺れが大きい。
まあ、気のせいかな。
俺は未だ知らなかった。
これからあんなことが起こるなんて。




