ゴリラ人間化のさわりの分析
『純文学』にしたけれども、ひょっとすると『エッセイ』に近いかもしれません。
最初、『純文学』設定にして予告エッセイとかでも『純文学』と書いてしまっていたので、
文章の語り口だけ、あたかも私ではない他人が書いたような語り口にしています。
それで『純文学』ってことでお願いします。
豚人間化というテーマのパニック小説だったり恋愛小説だったりで、ニッチな人気を博している小説家の私。ホント、マイナーなテーマなのでマイナー小説家として執筆し続けているが、全世界の数少ないファンに届くのは嬉しいものである。
そんななか、編集者より示されたテーマが「ゴリラ人間化」だった。
なぜなんだ?
私は豚専門なのに!
と聞くと、最近ゴリラがブームらしく、ぜひ豚人間化専門の作者が分析するゴリラ人間化も読んでみたいとのことだった。であるならば需要がどこまであるかは分からないが、分析してみることとする。
確かに『小説家になろう』というサイトでゴリラ企画が立ち上がっているようだし、これは少し考えてみるかと思う。
さて、ゴリラ人間化にうつる前に、まずは私の豚人間化分析を説明しよう。
豚人間化は大きく分けると2つに分けられる。
要は、『肉体が豚人間化』と、『精神が豚人間化』である。
初期の作品では完全な豚化も多かったが、完全に豚化するとその後の社会生活が送れなくなって豚化した人々の明るい未来も想像しづらいので、最近は豚人間化でストーリーをまとめることが多い。
厳密に細分化すると肉体と精神の2つもたくさんのものに分けられる。
肉体が豚人間化・・・鼻だけ豚鼻化、目だけ豚化(めっちゃ細い一重)、顔が豚化(肉付きよく)、体形が豚化(いわゆる肥えた状態)、肌がピンクで豚の尻尾も生えてくる体が豚化、それが全て合わさって二足歩行以外は完全に豚の見た目である豚人間化などなど・・・・。
精神が豚人間化・・・食欲旺盛、性欲旺盛、睡眠欲旺盛、羞恥心の欠落、本能のままに行動し抑制困難、これら全てなどなど。
ということで豚人間化には多種多様なものがある。
ここでは詳細は省くが、ぜひ読者の皆様もいろいろな豚人間化に思いを馳せてもらいたい。
さて、そこでゴリラ人間化である。
肉体がゴリラ人間化、精神がゴリラ人間化。
これで考えてみるか。
まず肉体がゴリラ人間化とは・・まー見た目がゴリラに似ていることだろう。
私はこの分析をするまで恥ずかしながら、ゴリラ系の女性に美人がいるとは想像できていなかった。それこそゴリラに似た人間と言えば、レスラーみたいな大柄な体格でウホウホとお腹をたたいているようなイメージで美人の想像はできていなかった。
しかし、ネットで「ゴリラ 女性芸能人」で調べてみると、意外とヒットするし、確かに言われてみればゴリラ系美人だなという女性芸能人も多い。
ヒットしたサイトの情報そのままだが
・彫が深い
・下あごがしっかり
・濃い太目の眉毛
・鼻が広くて大きい
・厚い唇・大きな口
確かに、いる。
ゴリラ系美人いる!!
そうなると、ゴリラ人間化もけっこう楽しめるのか?
豚人間化専門の作者はもちろんのこと豚顔フェチ(生まれつき目が細くて鼻が豚鼻の女性が好き)なのでゴリラ顔フェチに物凄く共感はできないのだが、とはいえ女性芸能人に多いことからも、そういうゴリラ顔フェチの人もおそらくいるのだろうなと何となく思えてきた。
目が細くて鼻が豚鼻であるという『豚顔』だと世間から美人認定されるようなことはかなり少ないが、ゴリラ系美人は比較的存在するということで、ひょっとしたら好みの主流なのかもしれないな。
となると、ゴリラ系美人等になれる可能性も存在しているということで、
ゴリラ人間化は豚人間化ほどは悲惨な感情にならないかもしれない。
豚人間化はそれこそ現代社会の美の基準からは外れているのが分かりやすい。
それこそ大きな目ですらっとした高い鼻、そして小顔だった美人が、
目が細くなって、鼻も鼻の穴が丸見えで突き出た豚鼻になっていって、顔も大きくなって、いわゆるブスになっていくので最初はショックが大きいのだ。
いや、もちろん豚人間化専門の作者的には、どストライクな顔だが。
ゴリラ人間化ならそこまで醜くなったりはしないか・・・!?
ま、あれか。
ゴリラ人間化でも美人系になるパターンと、レスラーみたいなウホウホ系になる2パターンがあってどちらになるか分からない。美人になるかウホウホになるかは時の運次第。そういうのが盛り上がるか。
2分の1だと確率が高すぎるので、10分の1の確率で美人ゴリラに。10分の9の確率でウホウホゴリラになる的な、運よく美人ゴリラになることを願うようなストーリー設定が良いかもしれないな。
そして精神がゴリラ人間化。
ここでも、ウホウホ精神。
どんな人でも精神がゴリラ人間化したら、多少は凶暴になる。
それこそ精神が豚人間化ともかぶるが、自分の行動の制御の困難さも出るだろう。
その制御困難さがゴリラだと暴れる方に強く出るイメージ。
すまないが、ゴリラ人間化にこれ以上のバリエーションを書けない。
慣れている豚人間化だといろいろな発想が出てくるが、慣れないゴリラ人間化ではあまり多くの発想が出てこない。
何回も考えていれば、良い発想も出てくるかもしれないが。
この作品を読んだゴリラ顔フェチの読者がいたら、ぜひその方が面白いゴリラ人間化の作品を書いてくれることを願ってという、投げやりな締めで本作品を終わりにしようと思う。




