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さくらシフトガールズ・ディメンション 零の終焉

桜花カフェに夕陽が差し込む。ピンクのエプロンを着たハナがカウンターでミルクフォーマーを振り回し、泡が顔に飛び散る。「愛のバニラ・ノヴァ・ケーキ、完成!」と叫ぶが、ケーキが爆発。バニラクリームが客席の女子高生に直撃し、「ハナちゃん、銀河爆発!?」と笑い声が響く。ハナはクリームまみれでウインク。「セクシー銀河レベル!」とポーズ。

車椅子のユキがタブレットを叩き、毒舌。「ハナ、脳みそよりクリームが超新星よ。」モニターがピピッと光り、ミオが無言で現れる。鋭い目でモニターを睨む。「…最終ミッション。」

ハナが目を輝かす。「宇宙皇帝? 時間神? 恋愛次元4?」

ユキが鼻で笑う。「恋愛次元なら、あんたの恋愛IQゼロよ。」

モニターに謎の声。無機質だが重い。「次元ゼロ。全ての次元の起源。クロノ・オリジンの暴走が全存在を飲み込む。SAKURA、最後の戦い。失敗は無だ。」

ハナが拳を握る。「ブロッサム、フロスト、シェイド、最終出撃!」

ユキがシフトコアを操作。「ハナ、ミスったら戦闘スーツよ。」ハナがニヤリ。「戦闘セクシー作戦、敵も降伏!」光の渦が3人を飲み込む。

着地は次元ゼロ。無限の白と闇が交錯する虚無。時空の断片が漂い、3人全員、戦闘スーツ! ハナの装甲が光り、「戦闘セクシー最強!」とポーズ。ユキが赤面。「ハナァ! 隠密性マイナス∞!」車椅子の浮遊装置が作動。ミオがエネルギーソードを構え、時空の裂け目を斬る。「…集中。」

虚無の中心で少女がハナに球体を渡す。「SAKURA、起源を閉じて…」球体に「ゼロの心」と刻まれた光。ハナが笑う。「愛とスナックで解決!」二丁拳銃をクルクル。「敵、どこ? ケーキスナックで釣る?」ユキのドローンが警告。「クロノ・オリジンのコア、500メートル。スーツでも無意味。」

戦闘開始。ハナがエネルギーソードで時空の断片を切り裂く。「銀河忍法・零斬!」汗でスーツが光り、ヘルメットが揺れる。ユキのシフトアーマーが重力波を放ち、敵コアを圧縮。「ハナ、脳みそより剣を!」ミオが空中から狙撃、敵の防御を貫く。爆発が虚無を照らし、少女が「SAKURA、救世主!」と叫ぶ。

時空の鎖がハナを絡め、ルナの残影登場。白髪が消え、声だけが響く。「起源は私の一部。ハナ、お前を喰らう。」ユキが凍りつく。「ルナの意識…まだ!」ハナがスナック爆弾を投げ、粘着光で敵を混乱。「戦闘セクシー脱出!」ミオがソードで鎖を切る。ルナの声が笑う。「カエデ、ユキの死を味わえ。」カエデの目が揺れる。

次元ゼロの中心。クロノ・オリジンのコアが脈動。レイラが現れ、ハナと瓜二つ。「起源は私たち。お前が全てを終わらせて。」ハナのソードが震え、「私の…責任?」と呟く。

ユキが叫ぶ。「ハナ、罠じゃない! ルナが起源を操っただけ!」球体にデータ。「ルナが全ての次元を実験場に。サクラコも犠牲者だった。」カエデが膝をつき、「ユキ…私が全てを壊した…」と涙。

ミオがコアにソードを向けるが、膝をつく。フラッシュバック。家族が起源の光に消える。ルナの声が冷笑。「ミオ、家族は私の影。」ハナが叫ぶ。「ミオ、仲間だ! 家族の笑顔、偽りじゃない!」球体が光り、ミオの目が潤む。「…家族の温もり…」と呟く。

クロノ・オリジンのコアが暴走。ハナがエネルギーソードで突撃、時空の断片を切り裂く。「レイラ…!」ミオがエネルギーソードで援護、刃がコアを貫く。ユキがシフトコアを全開。「次元ゼロ、閉じる!」カエデが鎖でコアを拘束。「ユキ、最後まで…」

レイラがハナに近づく。「起源と融合すれば、全て終わる。」ハナが涙を拭う。「壊したなら、守る!」二人が抱き合い、光が広がる。ルナの声が消え、「私の…全て…」と呻く。ユキが球体を起動。「起源、封印!」コアが崩壊。

桜花カフェ。夕陽。ハナがカウンターで目覚める。「終わり…?」ユキがタブレット。「次元ゼロ、封印。全て、リセットされた。」ミオがコーヒーを淹れ、球体を握る。「…家族、永遠に。」モニターが静か。ハナが笑う。「任務完了! ケーキパーティー!」

ユキが毒舌。「脳みそパーティーね。」カエデが小さく笑う。3人が並び、夕陽に映える。

END

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