【設定資料:『黒人山田、ラップ始めました』】
【登場人物紹介】
■ 山田ジョシュア(やまだ・じょしゅあ)
・主人公
・高校2年生、通称「黒人山田」
・日本人の母と、アフリカ系アメリカ人の父のハーフ
・外見が派手なせいで浮きがちだが、内面はおとなしく目立ちたくないタイプ
・誰にも見せていないノートに、密かにラップのリリックを書きためている
・心の奥に強い「言葉へのこだわり」と「怒り」を秘めている
■ ミオ(本名:橘 美緒)
・クラスのギャル
・派手で明るく、思ったことをズバズバ言うタイプ
・実は感受性が強く、人の痛みにも敏感
・ジョシュアの書いたリリックに心を動かされ、彼を文化祭のステージに押し出すきっかけをつくる
・意外としっかり者で、SNS運用も得意(バズらせの犯人)
■ サブキャラ候補(今後登場予定)
タケル:ヒップホップ好きの不良系男子。ラップ対決のライバル候補
佐野先生:国語教師。ジョシュアのリリックに密かに感動している
エミ:図書室常連の文学少女。ラップ×詩の融合の可能性に気づく
リョウ:文化祭実行委員。当初はジョシュアに否定的だったが…
【世界観/テーマ】
現代日本の高校を舞台に、
ラップ=自己表現として描き、
**「偏見」や「見た目で決めつけられる苦しさ」**を描く青春物語。
主人公は「黒人山田」と呼ばれてきたが、
“その言葉”に、自分の誇りと表現を重ねていく。
「言葉で戦う」「言葉でつながる」
そんなストリートではなく教室でのラップバトルがテーマ。
【ラップ/リリックについて】
作中では実際に主人公が書くラップ詞を挿入
読者がリズムを感じられるように、韻や繰り返しを意識
感情の変化とリンクした「成長するラップ」が見どころ
【物語の主軸】
偏見を受けてきた少年が、自分の“声”を見つける物語
言葉で仲間を増やし、世界を変えていく
「バズ」と「リアル」のはざまで揺れる青春