疑われる性癖
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住民が良いソウルメイトを引く好循環が生まれ始めている。これは良い事だ。何のために塔を廻る馬車を幾つも幾つも走らせていると思っているのか。こういう時のためなんだよ。その冒険者だって、昔はこの馬車を使ったんだって感じで持っていきたいんだよ。良い召喚獣を引ければ、良いソウルメイトを引ければ、人生は変わるという事を思い知って欲しい。俺みたいにな。
「ただ、この領地だけでこれが起こってもな。他の派閥はちょっと面倒なことになるかもしれないけど、同じ派閥の貴族家には同じような循環を起こしたいと思うんだけど、どうだ?」
「止めた方が良いでしょうね。秘密を話す程度の事は良いでしょうが、命様の資金力に疑惑を持たれます。普通は資金を捨てるような投資はできないものですよ?」
「でしょうなあ。特にセットを作るにしても、己と同族を引き入れる様な事をしなければ、難しいでしょう。闇雲に揃えてもそれなりの召喚獣は呼べますが、そこまででしかありませんからな。己や主様の様に、どの塔で、どの召喚獣が出てくるのかの把握が必要になってまいります。己でも全ての塔に造詣がある訳ではありません。確率上昇系のアイテムに関しては主様よりも知識があると自負しておりますが、事塔に関しては、主様の方が知っているという始末。その知識の出所を突かれるのは面倒なのではないかと思われますが?」
「うーん。転生者だからでは済まないと言う事か?」
「それはあたしが答えてやるさ。転生者でもあんたの知識量は異常さ。普通は知らない事も知っているのさ。本当に平民だったというのが疑わしいのさ」
「もっとも、貴族であっても知らないことが多くありそうですが。ダンジョンの事に関しても、遺跡の事に関しても、召喚の塔に関しても。余りにも知り過ぎています。転生者で誤魔化せるレベルを大きく超えておりますよ?」
「転生者なのは本当なのでしょう。ただ、余りにも主様は異質すぎます。鑑定で知り得ること以外の事に関しても、己クラスの確率上昇系のアイテムの知識にしても。知り過ぎていることは、転生者であること以上に問題ですな」
「知っていることは知っているからしょうがないにしても、なんとか迂回してでも伝えられないか?」
「難しいと思うのさ。専門家を派遣するってレベルの話でも無いのさ。今後に向けて共同研究しましょうなら解らないでもないのさ。既に答えを知っているのは異常なのさ」
「まあ、全部の答えを知っている訳でもないんだけどな? ある程度は、傾向と系統を知っていれば、なんとかなるとは思うし。俺の知らない召喚獣も沢山居るからな。特にSPが低い召喚獣については俺も把握していない奴が多くいると思うぞ?」
「普通は逆なのです。SPが高いほど知識が無くなっていくのです。例の少ないものの方が知識の量が少なくなっていく。それが当たり前の事なのですよ。まるであべこべですけど」
「特定の塔についてのみの知識であれば、まだ何とか納得できるものがあります。ですが、塔の種類は100種類を超えているのです。その中から良さそうな塔を選ぶ知識、凡そ出てくる召喚獣を予測する知識。それらの説明が出来ない以上は、出すべきではないでしょう。それがたとえ、同じ派閥だとしてもです。墓穴を掘るのが関の山でしょう」
うーん、やっぱり駄目か。好循環が起こり始めているのと同時に、問題も出てきているんだよ。それが特定の系統以外の確率上昇系のアイテムの余り。俺が好んで使う系統にはある程度の偏りがある。使わない物に関しては、とことん使わないのだ。しかも、売り出したとしても、塔が限られている以上、意味をなさないものが殆どだ。意味があるのであれば売り出している。
なので、なんとか他の地域の塔の確率上昇系のアイテムをトレードしたいのだ。それなら同派閥の貴族家と連携してなんとかできると思ったんだがな。……特に夢魔、淫魔系統のアイテムが余っているんだよな。夢魔や淫魔の娼館を始めようかと思ったんだが、今の娼婦たちの仕事を奪う事にも繋がってしまう。娼婦だって誇りをもって仕事をしている人も居るのだ。誰もがなりたくないのにならざるを得なかった訳では無い。
そういう人を認めないという事は、出来ない訳では無いが、やりたいとは思わない。そして、そういう人を排除すると、今度は奴隷が出回らない。結果、労働力の減少に繋がってしまう。ゲーム時代は普通にあった夢魔や淫魔の娼館だが、作ろうにも微妙な事になっているんだよ。そもそもプレイヤーがメインに使っていたため、NPCがどう見ていたのかなんて知らないからな。普通の人が娼館で相手にするのは同族なんだ。それが種族が違うとなると、途端に嫌悪感が出てくるらしい。俺は全くそういう事は感じないんだけど、種族を超えた恋愛というものが殆どないらしいんだよな。夢魔とか淫魔は別のカウントじゃないのかとは思うんだけど。
例えるなら、人間がオラウータンとやっているのと同じ感覚なんだと。子供が出来ないと解っているのに、何でそんな事をしなければならないのかという事になるらしい。一種の罰ゲームだな。それでも淫魔や夢魔とは絶対にやらない訳では無いらしいが。だが、他の種族とはとなると、殆どが嫌悪感を示すらしいのだ。
だから、戦闘性能がそこまで高い訳じゃない淫魔や夢魔の確率上昇系のアイテムが余り気味なんだよ。立ち位置がバッファーとデバッファーが多いので、淫魔や夢魔を使うくらいなら別の召喚獣の方が役に立つんだよな。なんというか、夢魔と淫魔はそういう系統の使い方くらいしか知らないんだよ。R18指定のあったゲームだから、そういう所も網羅しているぞというために入っているコンテンツなのではないかと思ったくらいだ。
ぶっちゃけ、夢魔と淫魔は要らんのよ。使えない事も無いけど、好んで使うような性能ではない。そもそもSPもそこまで高くは無いので、アイテムの消費的にもな。そもそも夢魔と淫魔はどの塔でも出るのだ。それなのに余っているという事でお察し願いたい。男なら出すもの出して召喚石を使うと出てくるし、女性でも同じだ。わざわざ確率上昇系のアイテムを使うまでもないんだよなあ。いや、確かに確率上昇系のアイテムの方が上昇率は高いんだけど、コスパ的にな?
「ぶっちゃけ、夢魔と淫魔は使わないから、物好きとトレードしたいんだよな。……そういう変態って居るじゃん? そういう奴に売りつけたいんだよ」
「驚いたのさ。貧乏神でも出来ると言ってた奴が言うセリフじゃないのさ」
「いや、俺は種族の嫌悪感ってよく解らないんだけどさ。夢魔と淫魔は別じゃないのか?」
「……本気で解らないのさ?」
「解らん。転生前でもそれは同じだったしな」
「転生者は皆変態だったとか、そういうデータは無いのさ?」
「流石にそこまでは……」
「己も聞いたことがないな」
「失礼な。流石に男色は無理だぞ? 俺は至ってノーマルだ」
「ノーマルな訳が無いのさ! ノーマルな奴は別の種族と出来るとは言わないのさ!」
「いや、そこまでか? 同じ女性だぞ?」
「じゃあ何かさ? 瑠璃でも出来るのかさ?」
「普通に出来るが……。何でだ?」
「こいつやっぱりおかしいさ。これを外に出すのさ?」
「少しばかり厳しいかと……」
「内部で止めておくべきでしょうなあ……」
そこまでおかしいか? 同じ人型をしているんだぞ? そりゃあゴブリンとやれと言われたら厳しいとは思うが、幸子や瑠璃なんて見た目は人間と殆ど変わらないんだぞ? そこまで変な目で見られないといけない事か?




