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ソウルメイトは貧乏神  作者: ルケア


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戦争についてのお話

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

「戦略的にはどうだ? こういう要害が何も無い場所での砦って余り良くないような気がするんだけど? 普通はもうちょっと戦場を限定できるような場所に作るものなんじゃないのか?」


「普通はそうでしょう。命様の言う通り、要害のある場所に設置するのが望ましいです。しかしながら、そういう場所ばかりという訳にも参りません。こういう場所でも砦を設置しないと、守り側が不利になりますからね。どういう条件でも、砦は建てないといけないでしょう。……その場合は高い壁なんかも一緒に作ることが望ましいのですが」


「ですが、高い壁が意味をなさない可能性もありますからな。己の様に悪魔を召喚する召喚獣は、壁など関係ないですから。空を飛べば無意味になりがちです。そう考えると、要害も無いのと同じだと言う意見も出てきます。空を飛べる環境である以上、要害が要害の意味を成さないかと。人間同士の戦争であれば、要害も立派な戦略施設なのでしょうが、召喚獣が揃っている以上、要害も関係ないと言うのが己の意見ですな」


「なるほどなあ。地形的にどうなのかと思っていたが、結局は必要だから砦を設置したと言う事なんだろうな。守りやすいのかと言われたら、守りにくいと言わざるを得ないんだが」


「いえ、下手に障害物があるよりも守りやすいかと。人間が攻め込むことを想定しているのであれば、余計にですね。障害物はこちらの視界の妨害にもなりますから。ここまで開けているのであれば、攻撃も容易いでしょうし、守る分には問題ないかと思われます」


「それに攻めなければならない以上はこういう開けた場所の方が有利でしょう。軍団召喚持ちを多数配置できる主様の軍隊が活躍できるのは、こういった開けた場所の方が良いでしょうからな。そもそも要害のあるような場所が少ないのかもしれません。この辺の土地は平らですからな。守りの祠さえ気を付けていれば問題ないかと」


 そんなものなのかね? 実際に戦争をしたことが無いから解らないんだ。ゲーム時代もウォークエストなんて無かったし、別ゲーでも、航空戦力があった訳でもない。空を飛べる軍隊が居る以上は要害は邪魔になるだけか。敵の邪魔になるよりはこちらの邪魔になる方が大きそうなのが何とも言えない。邪魔であれば壊せばいいという脳筋スタイルでも余りよろしくないとは思うんだけどな。


 瑠璃と兼平を交えて、近衛が収集してきた情報を元に、戦略を組み立ててている。どうやって戦うのがいいのかを考えているんだけど、こういう開けた場所である以上、守りよりも攻める方が有利になる気がするんだよな。アテナ用の神殿は作って貰ったけど、これは防衛に回るよりも攻め込んだ方が良いんじゃないのか? そう思えて来てなら無い。


「いっその事、防衛を少なくして攻めるか? こういう地形であれば、守るよりも攻めた方が有利になるんじゃないのか? 正直な話、守りに適した地形なんて解らないし、無駄に戦力をすり減らすよりは、こっちから打って出た方が早そうな気がする。問題は軍団召喚持ちがどの位居るのかにも因るんだが、積極的に攻めるのはどうなんだ?」


「……わたくしは攻める方が得策かと思われます。召喚獣が空を飛べると言う事を考えれば、地上戦力を無視して攻撃できます。流石にタンクは落としてもらいますが、天使や堕天使、悪魔を主軸にするのであれば、攻めた方が良いでしょう」


「ただそれをするにしても、1度は防衛をしたという実績が欲しいですな。今回の戦争は向こうから仕掛けてきたもの。こちらから動き出すのはよろしく無いでしょう。1度は防衛に回った方がよろしいかと。余力があるから攻めたのだという口実が必要になります。……もっとも、1度防衛に回ると、攻めに転じるのは難しくなりますが」


「そこは仕方がないのではないですか? 宣戦布告をされたという事実があって、攻められたという事実があってこその反転攻勢です。まずは防御を固めることが必要になります。今回の戦争はこちらから始めた訳では無いので、どうしても受け身にならざるを得ないと申しますか」


「その辺りの事をどう考えるのかが主様の役割でしょう。己たちは案を出し尽くすのみ。常に最善手を取れるとは思わない方が良いでしょうな。後手に回ることもあるでしょう。ですが、隙を見つけてそこを広げていかなければなりません。数で押すのであれば、数で出迎えられる事も想定しておくべきでしょうね」


 我らが頭脳、思兼とルキフグスが戦略を練ってくれる。戦術はその後だ。まずは大前提として戦略が無ければ話にならない。それがどうもまずは攻撃を受けないと話にならないだろうという事で一致している。今回は戦争を受けた側であるという口実を作らなければならないだろうというのが2人の主張だ。戦争を仕掛けたのは向こうであるというのを解らせるためにも、1度は攻撃を跳ね返すべきだと言っている。それはなんとなく解らないでもない。


 そして、地形的な状況も悪い訳では無い事が解ってきた。要害は地上戦力があるからという事を念頭に置けば役に立つかもしれないが、航空戦力を多数用意されると無意味になりがちなのだ。空を縦横無尽に移動されるとどうしてもな。砦の機能も多少は意味がある程度の物でしかない。普通は航空戦力は占領に向かないんだけど、今回の戦争は違うからな。航空戦力も召喚獣だ。占領は可能だし、なんなら使い捨ての軍団召喚かもしれないんだ。色々と考えておかないといけないんだって事が解ったのは僥倖だった。


「後はどうやって反転攻勢に持ち込むのかか。正直、数で勝らないと無理じゃないのか? 軍団召喚持ちがどの位居るのかは知らないが、居ないと仮定は出来ないだろう? 居るものとして考えるが、どの程度のランクの召喚獣が居るのかだ。正直伊邪那美命が複数体居るだけでも面倒だぞ? あの黄泉軍を相手にするのは厳しい。幾ら地上しか動けないとはいえ、HPが多い軍団召喚はちょっとどころではなく面倒な事になるぞ」


「そこはこちら側で絶対攻撃かつ範囲攻撃持ちを多数用意するしかないでしょう。軍団召喚には軍団召喚を当てるのが一番だとは言え、特異個体で押し込む方が早いですからね。もっとも、それも相当な数が揃っていないと意味がないんですが。召喚するよりも早く倒さなければなりませんし」


「無茶を言うのであれば、召喚元を潰しに行く特攻部隊が必要でしょう。召喚獣で組織すれば良いとは思いますが、軍団召喚持ちを潰さなければ終わらない事ですし」


「とはいえ、少数精鋭で突っ込ませるにしても戦力がって事になりかねない、か。難しいな。戦争なんてしたことが無いからな。基本的に召喚獣任せになる訳なんだが、それでもな?」


 難しい。何処までやらなければならないのかという線引きが難しい。出来ない事ではないって事は申し伝えておくが、それにしても面倒なんだ。どれだけの戦力を集めても、結局は軍団召喚持ちに時間稼ぎをされたら意味が無くなってしまうんだよ。幾ら召喚するのにMPを使うとはいえ、ポーションで回復されたら元も子もない。やはり長期戦を考えないといけないだろうな。


 そうなってくると、反転攻勢が何時になるのやらだ。直ぐにでもどうにかしたいとは思っているんだがなあ。そういった召喚獣が居ない訳では無いんだけど、出てくれるのかという心配がある。召喚獣の召喚を封印する召喚獣も居ない訳では無いからな。でも、結局は召喚石の数で押し切られては同じなんだ。どうにかして打開策を考えないと。

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