レベルがどんどんと上がっていく
OFUSE始めました。
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ダンジョンの攻略のついでに宝箱を開けて、そのついでにレベル上げも行う。ダンジョンが一番の目的なんだ。ダンジョンが楽しい。それでいいじゃないか。目的のものは手に入りつつある。まだ急ぐ必要はないとはいえ、直ぐにでも強化したいという思いもある。そんな訳で、1000連ガチャを引いて回ってきた。軍団召喚持ちが7割程度出てくれた。それを兵士に配布する。既に戦争に行く予定の兵士諸君は選んでいる。その兵士500人に2体ずつ分け与えた結果である。
兵士は初期組みから240人、第1次強化軍の240人、近衛の20人で計500人である。既に連携を覚えさせるのに、黄色の狩場でスローターをしている所なんだ。後は各地のダンジョンを周回させて、レベルも上げさせている。残りは1500人しか居ないし、その中でも500人くらいは関所の方に行ってしまっている。なんだかんだと兵士が足りないんだよ。第3次強化軍も計画中である。まあ、そっちのアイテムはまだまだ揃っていないんだけど。一気に240人増やす予定だからな。アイテムが揃わないと意味がないんだ。ちょっとずつ増やしても良いんだけど、こういうのは同期が大事になってくることもある。240人を一気に仕上げてしまいたいという欲が出てくるんだよ。
「まあ、大体どの兵士もレベルが500程度までは育つだろうとは思う。俺も戦争までには1500くらいまで上げておきたいんだけどな。ちょっと時間が足りないかもしれない」
「1500って英雄レベルなのさ。冒険者ギルドで聞いた話を忘れたのさ?」
「忘れてないぞ。英雄クラスはレベル800~1000だって話だな。正直低いとは思う」
「普通はダンジョンの周回をしなかったからさ。出来るようになってから、冒険者のレベルが上がり過ぎているという報告も上がってきているさ」
「平気で500は超えてきているらしいな。良い事じゃないか。でも、英雄クラスって言うんだから、レベルは3000を超えて欲しいよな。1プレイヤーとしては、レベル100まではチュートリアル、200で普通、300から本番、500で中間層、1000で遺跡を作り始めて、2500以上は廃人様だという認識なんだよ。俺だって、仕事の合間に遊んでいたけど、レベル1000は普通に超えたぞ? そこからはやり込み要素が沢山あるから、レベルよりもそっちを優先することになるから、レベルは1800くらいまでしか上がらなかったけど」
現実になったんだから、ゲームプレイ時間も伸びるのが普通だ。常にゲームをしているんだから、レベルは上がって当然の事である。地味に内政をしているだけでも経験値を貰えるからな。戦闘に比べたら少ないが、要は生活しているだけで経験値が入ってくるんだよ。レベルが上がらない方がおかしいんだ。800なんてダンジョンにいけば直ぐに上がる。今までの英雄がサボっていただけだ。今後は英雄クラスのレベル持ちがポンポン出てくるんだし、英雄クラスのレベルも上げてしまわないと。2500程度で良いんじゃないか? そこまで上げたのであれば、英雄として認めても良いと思う。廃人様の仲間入りだ。
ああ、今直ぐにでもダンジョンに行きたい。今日はまったり仕事中。大体の仕事が片付いたからな。後は様子を見るだけなんだよ。でも、ダンジョンにはいけない。昨日まで3連続でダンジョンに行ったからな。今日は休みなんだ。幸子は頑なに、この条件を変えてくれないんだよなあ。ダンジョンは経験値の宝庫なんだ。ダンジョンは娯楽なんだ。ダンジョンは楽しいだろう? ならダンジョンに行こう。こうなるはずなんだが。幸子は違うらしい。
「まあ、いいさ。レベルが上がるって事は良い事さ。死ににくくなるんだからさ」
「まあな。HPが伸びるし、言う事ないよな。でも、俺はまだ幸子を乙らせたことはないぞ? それだけ俺の安全が確保されているという事にもなるんだが」
「普通は召喚獣が充実してきたら戦わないのさ。だからソウルメイトが乙ることなんてまず無いのさ。それでもさも普通の様に前衛に入ろうとする馬鹿がここに居るさ。普通は安全を考えて前衛に行くなんてことはしないのさ」
「前衛に入らない選択肢はないだろ? 俺たちの編成はフールの1枚盾なんだから、俺が2枚目の盾として入るのが当然の事だ。他がアタッカーなんだから仕方がないだろ?」
「いや、それなら他の盾を引くさ。選べない頭じゃないはずなのさ」
「うーん。それだと安定しすぎるだろ? 何もスリルが無いじゃないか。折角フールを回避盾で運用しているんだから、確率の海に沈むことも想定して戦うって事をしないと、楽しくない。安定した戦局なんて楽しくないじゃないか。それじゃあただの作業になる。何時フールが落ちるかもしれないって思いながら、緊張感を持って戦った方が、戦った感があるだろ? なんていうかさ、勝つだけなら簡単だって話なんだよ。な?」
「な? じゃないさ。安定した局面が一番さ。負けることが無いのが一番さ。さも当然の様に危ない橋を渡るんじゃないさ」
「いや、そうしないとダンジョンも楽しくないだろ? 何の緊張感も無いダンジョンなんてつまらないじゃないか。そんなのは娯楽じゃない。作業だ。娯楽にするにはある程度縛らないといけないんだよ。俺が万全の状態でダンジョンに潜るなら、そもそも遺跡から召喚獣を持って来たって。危ないからこそ楽しいんじゃないか。やりがいがあるんじゃないか。そうじゃないのか?」
「普通は! ダンジョンに楽しさを求めないのさ。ダンジョンを娯楽施設と思っているのはあんただけさ。普通の人間は、宝箱を目指して、危険なダンジョンに潜っているのさ。お金や名誉のためさ。周回も普通は安全に回れるところでやるのさ。レベルが上がらないからって深い所まで行くあんたがおかしいのさ」
「そうか? ダンジョンなんて攻略できるのであれば、ただの娯楽施設じゃないか。でも、ただ攻略するだけじゃあつまらないだろ? だからあえて危険な事をやるんだよ。その方が楽しいし。ダンジョンを作業にしたら、それこそつまらないだけの場所になってしまう。ギリギリだからこそ楽しいって事もあるんだよ」
「多分その気持ちは一生解らないのさ。安定した局面で、安定した戦いをする方が普通さ」
そもそも貧乏神の性能自体がジャイアントキリングに特化した対ダンジョン用の召喚獣であるんだがな。その辺の事も解っていないのは惜しいよな。デメリットは大きいかもしれないが、メリットだって大きいんだ。出来ることをやるってスタイルの俺にはあっているんだよな。ただの作業にしたいのであれば、そもそもロマン編成なんて組まないし。SP190以上の召喚獣で揃えて戦えば、安定した強さで戦えるとは思うぞ? ただ、そこに楽しさはあるのか? ハムハムするにはある程度の楽しさが必要だ。苦痛だけではハムハムは出来ない。圧倒的な力の差があった方が楽しいじゃないか。落ちるかもしれないって状況の方がハラハラするだろう? その方が圧倒的に楽しい。
だから、俺は召喚獣は呼んだら使うって考えで編成を組んでいるんだよ。安定したタンクを用意してしまえば、フールが必要なくなるだろ? それじゃあフールが楽しめないじゃないか。皆でダンジョンを楽しむんだよ。ダンジョンは娯楽施設なんだ。皆が楽しくないといけないんだ。ただ、単純に周回するだけなら、近衛たちの様にガチ編成を組めばいい。でも、ガチ編成でやるのはもう飽きてしまったんだ。2度目の人生。楽しまないと損だろう? なら楽しもうじゃないか。ダンジョンはスリルが無いとな。負けるかもしれないという緊張感がないと。無限回廊? あれは苦痛が勝ちそうだからいかない、かな?




