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ソウルメイトは貧乏神  作者: ルケア


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派閥会議にて

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 あいさつ回りをやったが、この派閥何人いるんだ? とてもじゃないが覚えきれなかった。100家くらいあると思う。まあ、領地の大きさ的にそのくらいの貴族家が居てもおかしくもなんとも無いんだけどな。男爵家なんてかなりの数があるし。気にしたら負けだと思うくらいには貴族家があった。覚えるのは法衣貴族の人たちに任せた。領地の場所も解らないし、どうしようもないからな。クリエミルツ辺境伯だけは覚えている。インパクトが強すぎる。


 ただ、気になったのがソウルメイトの弱さだ。ソウルメイトを厳選しているようには見えなかったんだよな。大体が5級品のソウルメイトを呼んでいた。一部4級品のソウルメイトが居たと思うけど、それも数えられるくらいだったんだよ。もっとソウルメイトは厳選していると思ったんだけどな。内政派閥だからって内政に特化したソウルメイトを呼んでいるのかと思ったんだが、そうでもないらしい。


 気にはなったけど、それだけだ。気にしたってしょうがないからな。相続できる召喚獣を重視している可能性だってある。ソウルメイトはソウルスキルが強力だが、言ってしまえばそれだけだからな。ソウルスキルは無くても戦える。無論、あった方が強力ではあるんだけどさ。


 そんな訳で会議が始まった。進行役は宰相ことゲルディリウス=シリエント公爵。報告をしていくんだけど……今のメイリア王国ってそんな状況なんだなって感じで話を聞いていた。メイリア王国の隣接している国は6つあるんだけど、友好協定を結んでいるのは4つ。通商協定を結んでいるのが1つ。そして、何でか知らないけど敵対しているのが1つと。そういう状況らしい。リッテル王国だけ何で敵対しているのかが解らないが、何かの因縁があるんだろう。大人しく話を聞いている。


 で、急にぶち込まれる戦争の話。まさか! そんな!? みたいな声があちこちから聞こえてくる。幸いにも宣戦布告はまだらしいが、戦争にならないことはないみたいな感じらしい。どうやっても回避は不可能だと言う事らしいぞ。


 こっちは話を聞いていたからなんとか表情に出さずに済んだが、会議は少しばかり賑やかになってきた。どうあがいても戦争なんだからしょうがないよな。なんでまた戦争なんてするんだろうかという感じである。そこに王子の王位継承問題も入ってきてもう滅茶苦茶になっているんだけど。それも説明されたぞ。ついでの様にな。


 でも、これで勝利条件が明確になったと思った貴族家がどれだけいたのかが解らない。厳しい戦いになるぞ。こっちは防衛だけでは駄目という事になっているからな。敵国への勝利条件と王位継承問題の勝利条件が異なるんだから仕方がない。何とかしなければならないんだけど、それを解った貴族家がどのくらいあるのかだよな。


 シリエント公爵が説明をしているが、あくまでも表面的な事しか教えてくれない。何をしたらいいのかは自分で考えろという事なんだろうな。それはそれで厳しい気もするが、無能は要らないと、そういう事なのかもしれない。


 話を聞くだけ聞いて、戦争一色に頭の中が支配されていそうな状況で、更に課題を申し渡された。まあ、戦争までに準備をしておきましょうね的な感じの内容だったんだけどな。召喚獣を揃えておくようにという、有難いお言葉を頂いた。後は軍事的なノルマだな。俺たちは男爵家。最低でも500の兵士を用意する様にと言われてしまった。……500は多いぞ。いち男爵家が用意するには難しい数だ。内政をメインにしている派閥だから用意できるものの、このノルマは厳しいと思う。


 兵士を維持するにも費用がかかる。冒険者を子飼いにしてというのは無理なんだ。冒険者には参戦義務はない。だから純兵士で500を集めなければならない。しかもそれで男爵家の領地の管理もしなくてはならないのだ。兵士は1500人は最低でも必要になってくるだろう。元々が子爵家だったからな。そのくらいの兵力はあるが、それでも厳しい。


 混成軍でなんとかなるのかという問題が出てくるよな。慣れたプレイヤーが連携する訳でもないんだ。日頃から戦いをメインにしている貴族がどの位居るのかという事にもなってくる。普通の貴族は兵士に戦わせて自分は内政を進めているからな。……戦争では前線にはいかなくてもいいだろうが、参戦の義務がある。補給はクリエミルツ辺境伯が面倒を見てくれると発表があったが、それ以外は自前で用意しなければならない。


「以上である。宣戦布告の時期はそうだな、次の8月頃になるだろうという予想が出ている。すなわち、それまでに戦力を集めて、1年以内に合流せよ。何処の守りをしてもらうのかについては追って連絡する。男爵家は3家で1か所、子爵家は1家で1か所、それ以上は複数個所を守って貰う。決して侮らないように。リッテル王国も全力で攻め込んでは来ないだろうが、それでもある程度の戦力は用意してくるはずだ。備えよ。我らの勝利のために」


「捕捉するが、戦争が初めての奴ばかりなのは承知だ。そもそも小競り合い以外で本格的に戦争になるってのは100年ぶりくらいだからな。それでも勝たなければならない。第4王子を王にするためには皆の力が必要だ。しっかりと役目を果たして欲しい」


 男爵家は3家で1か所か。それなら何とでもなるな。500で1か所を守れと言われるのであれば、かなり厳しい戦いになる所が多いと思ったんだが、そんな事は無かった。俺なら500で十分だけどな。流石にそこまでの戦力を持ってくるとは思えないし。全方面を警戒しなければならない関係上、ちょっと広くなるのは仕方がないとは思うが。出来る事だからな。そこまでの苦労はしないだろう。


 そんなこんなで会議は終了した。後はシャイダイ男爵と少しばかり話をしてから帰る事になる。シャイダイ男爵はお隣だからな。交易なんかもしたいし、お付き合いはしておかないといけない。男爵同士、仲良くやらないとな。喧嘩をしても始まらない。


「隣の誼、しっかりと協力して内政を進めていこう。まだ時間はあるようだから、戦争の準備もしっかりとしていかないといけないからね」


「そうですね。しかし、戦争になるとは思いませんでした。不毛な争いは避けた方が良いと思っているので」


「それは僕も同じだよ。戦争なんてしなくてもいいのにって思っている。でも、戦争だからね。なんとかしないといけないかな。僕も準備があるから。出来る限りの事をしたいと思うし」


「それは俺もです。出来る限りの準備をしていく所存です」


「お互いに頑張ろうね」


 シャイダイ男爵は良い人そうである。なんというか、貴族って感じがしない、ほんわかした人だった。貴族ってこう、ギラギラとしているのが標準って感じがあるんだけど、癒し系の枠なんじゃないかなという感じを受ける。癒し系の枠はそういう召喚獣で良い気がするんだけどな。


 食料品なんかも交易に含めるようにして、一応は終了した。後は商人に任せると言う事なんだろう。難しい事は誰かに任せるのが良いというのは本当の事だ。


 自分で出来ることは限られている。出来る人に頼めば良いのだ。それで解決できるのであれば、それでいいと思うんだがな。世の中、自分で何でも出来るという人の方が少ないんだ。そうであらなければならないと思っている人が多いとは思うけどな。出来る事だけをやっていれば良いんだよ。出来ないことは部下に丸投げをしてしまえばいい。最後のケツ拭きだけは自分でやらないといけないけどな。

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