内政での一幕
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貴族としての仕事もしているが、メインはダンジョンだ。ダンジョンにいかないといけない。そうしないと色々と揃わないからな。貧乏神がいる以上、ダンジョンの攻略は疎かに出来ない。ダンジョンに常に潜っていなければ、簡単に赤字になるからな。いや、借金は出来ないんだけど、資金が溶ける。最近は大きな金額を落とすようになってきたんだ。それの対策を込みで考えないといけないし、お金を預ける大切さを知ってしまったんだよ。法衣貴族の誰かに預けておけば、内政に使ってくれるんだし、こちらとしても助かるんだよ。内政は得意って訳でもないからな。出来ない訳でも無いんだろうけど。
「けど、なんとかなったな。これである程度は健全化しただろう。ジーデンス子爵家が滅茶苦茶やっていた件はこれで処理しきったと思うし。他には無いよな?」
「はい。これで内政の健全化もなったと思います。これ以上は無いかと。エスタルド公爵に何かしていたのであれば、こちらでも何かと動けたはずですし、これで全て終わったはずです。シリエント公爵派閥への移動も完結したかと思います。これで後は派閥会議を乗り越えれば良いだけという事になりますね。内政が整っていて良かったですなあ」
「全くだ。内政も大分安定しだしたと思うし、召喚獣もばら撒いた。これでなんとかなってくれないとこっちが困ってしまう。最近の生産の方はどうなっている? 特に食料に関してだな。食料が少ないとどうしても内政が回っていないという事になりかねないし、人口も増えない。人口が多い方が良いのは確かだからな。……人口を正しく管理は出来ているのか?」
「人口ですか? 人口は大体でしか解りませんね。特に冒険者に関しましては解りません。移動が激しいので、どうしても把握しきれない所があります。後は食料生産ですか。食料の輸入は既にしていない状況にあります。なので輸出をメインに考えている所です。余らせても意味が無いですし、多少のお金は欲しいですからね。農家が儲かることは良い事です。その分召喚石も買えるでしょうし、良い事づくめですね」
「人口の動向を掴むのは難しいか。村と町の人口だけでもなんとかならないか? やることが増えるかもしれないが、人物登録と、ソウルメイトの登録だけでもやっておきたいな。そうすればソウルメイトの特性によって仕事を振り分けることも可能だ。奴隷以外にはソウルメイトを得ることを義務付けたんだから、住民台帳を作ることを考えてくれ。出来るだけ人口も把握しておこう。食料がどの程度必要なのかも解ってくるからな」
「了解しました。では、ひな形をこちらで作って、各町村に届けます」
「すまんが頼んだ」
人口の把握は大事だと思うからな。何人居るのかが解らないというのは恐ろしい。出来れば電子化できると良いんだけど、そんな技術は無いんだ。何かしらそういうアイテムがあるなら良いんだろうが、特にそんな便利アイテムは無いからな。まあ、効果が変わったアイテムの類も無いことはないんだけど。
チャット機能の拡充系のアイテムに関しては変化があった。特に全体チャットに投稿できるようになるアイテムに関しては、通話できる機能に変わっている。通話したい側の番号が解っていれば、直ぐに通話が出来るようになっている。簡単に言えば携帯電話だ。スマホではない。電話の機能しか無い訳だしな。スマホであれば、色々と出来たんだろうが、まあそれは置いておくとしよう。
とにかく、ジーデンス子爵家時代の悪しき風習はこれで全て無くなったはずだ。黒色人種差別も無くなったとは言いにくいが、撤廃はした。長年の風習みたいな物だっただろうからな。確実に無くなるまでには時間がかかる。まあ、そういう奴らはこっちで集めても良いんだけどな。黒色人種は寿命が長いので、兵士に組み込むにはやりやすいんだ。向き不向きはあるだろうが、その辺は頑張って貰いたいと思っている。
奴隷制度自体は無くせない。奴隷階級はどうしても必要なんだ。そうしないと労働力が不足してしまう。要らない子供を奴隷にしてしまえば、お金が増えるからな。……奴隷が出てくる原因の1つが娼館だ。そこから年間何人もの奴隷が産まれてくる。意図的に増やしている場所もあるくらいだ。乳幼児を過ぎれば買ってくれるので、結構沢山の子供が持ち込まれている。娯楽が無いのが問題なんだよな。娯楽がそういう事しか無いんだよ。……普通はサキュバスやインキュバスを使うものだと思っていたんだけど、召喚獣でやっている所は無かった。淫魔系統の召喚獣でも、戦力にしてしまっていたので、今までにそんなお店が無かったらしい。ゲーム時代はあったんだけどな。
召喚獣の常識が違うので、ゲームと現実の差異がある。まさかそんな所にもあるとは思わないだろうに。奴隷の生産も色々と王国法があるらしく、それに則ってやって居る分には問題ないそうなんだよ。それにしても色々とあるなとは思うけどな。奴隷を0にする事は不可能だと言う事が解ったくらいか。どちらにしても労働力としては便利なので、奴隷も居て貰った方が良いんだけど。そうしないと、兵士になる人材が少ないんだよな。240人も兵士にしたけど、まだまだ足りないと思っているし。兵士は多ければ多い方が良いからな。
「それにしても、色々と違う所が多い。貴族に成れるとも思ってなかったし、まさか内政をする羽目になるとは思ってもみなかった」
「転生者でも平民だって言ってたさ。でも、並みの貴族程度の事は出来ているのさ」
「そうですね。命様は知識量が豊富です。本当に平民であったのかが疑われます。昔の平民はここまでの能力を必要とされたのでしょうか?」
「流石にそんな事は無いと思うのさ。ここまでの知識お化けはこいつくらいなのさ。そうじゃなければ、大分衰退してしまったことになるのさ。別にそういう訳でもないのさ」
「ですね。昔の方が強かったという事でもないですし。寧ろ召喚獣やソウルメイトに関しては、昔よりも今の方が強くなっていないといけないはずです。そうなる様になってますから」
「とはいっても、強化は特別な訳でもないさ。ソウルメイトにしても、召喚獣にしても、強化しないという方が珍しいのさ。それに、召喚獣に関しては、強い個体ほど帰れないのさ。だからと言っても、弱い個体が居なくなるのはその通りだけどさ。まあ、それ以上に増えても居るから何とも言えないさ」
「召喚獣は今も昔もそこまで大きくは変わってないだろう? 何か変わったことでもあるのか?」
多少の仕様変更はあったのかもしれないが、殆ど変わっていないはずなんだよな。そうじゃなければ俺の知識が役に立たないはずだし。そもそも召喚獣の総量が決まっているとかそういう事でもない限りは、なんとかなるとは思うんだけどな。ゲームだとどういう処理になっていたのかが解らないから、どうしようもないんだけど。
「変わってない筈さー。変わっていたらあたしたちが気が付くのさ。これでもそれなりに長く生きているのさ。変わった所なんて特に無いのさ」
「そうですね。常識から変われば、世界に影響が出る筈です。わたくしたちの無意識下で何か変更があったのであれば、解らないかもしれないですが、そんな事になってくると、創造神が関与してくることになります。そこまで重大な案件ならば、たとえ転生者でも改変はされるでしょうから、気が付かないと思います」
「そもそも転生者であるってだけでもレアなのさ。それなのに、常識外の事も知っているこいつが異常な個体なのさ。こいつだけがおかしいのさ。特異点はここにあるのさ」
「いや、おかしいも何も、俺にとっては常識だからな?」
「それがおかしいって言っているのさ。知り過ぎているのさ。本当に転生者なのか疑わしくなってくるくらいには知り過ぎているのさ」
「創造神が世界を改変するために、自らの分身を送り込んだと言った方がまだ納得が出来るかと。流石に平民が平然と貴族をやっている事が普通だとは思わない方が良いでしょうね。もっとも、成果としてはいたって普通なのです。問題は知識量なのです。何処からその知識を得たんでしょうか?」
異世界からの転生です。とは言えないしな。ここはゲームの世界なんだとは言えないしな。何でこうなったのかなんて俺だって知りたいんだ。何でこうなったんだろうな?




