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ソウルメイトは貧乏神  作者: ルケア


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シリエント公爵派閥からの手紙

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

「瑠璃、この書類のチェックを頼む。間違いがあればこっちに寄こしてくれ。幸子はこの書類をチューリテル騎士爵の所に持っていってくれ」


「解りました」


「了解さー」


 現在、内政の真っ只中。貴族になってから3か月くらい経過しているが、まだまだ仕事が減らない。俺が仕事を増やしている訳では無い。必要ない政令や命令、その他諸々を洗い出すのにこの位の時間がかかっているんだ。……毎日内政をしている訳では無いからな。3日はダンジョンに潜って、1日内政をするって感じなので、そもそも内政をする時間が圧倒的に足りないんだ。


 ダンジョンに潜っている時間を減らせ? それは無理だ。ダンジョンに行かなければ、色々と揃わない。ダンジョンに行くのは絶対だ。奴隷たちにもしっかりとダンジョンを教え込んでいるため、冥土の墓場ダンジョンについては、中々の周回速度を有している。まだまだ俺の方が早いが、こうやって内政をしている間にも、周回をしてくれているのは本当に有難い。向こうも偶には休んでいるが、俺よりはダンジョンに行っている。いいなあ。俺もダンジョンに潜りたい。毎日潜りたい。


「命様、チェックが終わりました。計画通りにいくのであれば、後5週間後にでも第1陣を用意できるかと思われます。が、それでも3級品のソウルメイトになるでしょう。それでもよろしいのでしょうか?」


「それは仕方がない。どうやっても全員に一級品のソウルメイトを準備出来るわけではないからな。これでも厳選した方だ。全く周回が足りていないのが問題だな。しかも、それでも3級品に届かないソウルメイトになる可能性も高いんだ。現実的には6割程度が3級品を引ければ良い方だろうとは思う。2級品を引く運の良い奴がいるかもしれないが、望みは薄い。どうあがいてもソウルメイトをガチで選ぶのは無理だから、召喚獣である程度良いものを選ぶ予定だ。今の奴隷たちの様には流石に無理だろう。あそこまで完成している編成を目指すのは厳しい所がある」


「そうでしょうね。ですから召喚獣の等級を上げたいと。召喚獣であれば、相続も出来ますからね。ソウルメイトは強力無比なソウルスキルがありますが、相続が出来ないので、ある程度は仕方がないという所なんでしょう。諦めることも肝心ですから」


「そうだな。出来れば、召喚獣をガンガン育てて、最終的には守りの祠にも設置したいからな。盗まれる可能性もあるが、守りの祠の召喚枠を使わないのは惜しい。どうしてもという事でもなければ、設置しておく方が良いからな」


「では、第1陣の240名の選定に行かれた方が良いのでは?」


「いや、それは法衣貴族たちに任せる。出来るだけ人種の偏りは無くせと命令してある。人間ばかりだと、寿命の問題があるからな。出来れば寿命の長い種族の方が有難い」


 今考えているのは、奴隷でも余っている人たちを軍に召し上げるという計画をしている。特に人間でも30代になってくると一気に売れなくなる。そういう売れ残りを回収して、軍人にしてしまおうという計画なんだ。まあ、本人の同意が必要になるので、軍人にするのは適性のある人だけになるんだけどな。そこにソウルメイトを用意するんだけど、SPが120前後のソウルメイトを用意しようと思っている。それくらいの強さがないと、使い物にならないだろうからな。


 そこでアイテムを俺たちが用意してやることで、なんとか6人パーティーを組んで40班作成すると。そのパーティーは担当を決めて、役割を与えての話になってくる。一応は領地内の塔で賄うつもりなので、編成は偏るけどな。それはまあ、仕方がない事なんだよ。


 与える召喚獣も同じく4つの塔で召喚する。それでどんどんと+を重ねていければなと思っているんだ。+を重ねられた方が召喚獣としても便利だからな。召喚主側も強くなるという得しかない契約になると思う。まあ、召喚獣になってくれているんだから、ある程度は人間に友好的なんだろうが、使いにくい奴も偶には居るからな。


 その辺は運だ。俺が引いて、皆に配るという事をやる訳だが、配るにしても限度ってものがある。召喚獣を簡単に呼び出せたら苦労はしないんだ。どうしてもアイテムを手に入れる必要がある。だから、ダンジョンに行きたいんだけど、そうすると内政が疎かになって、余りよろしくないし、そもそも幸子が休憩を入れろというので、どうしようもない。ソウルメイトは強制的にボス部屋に連れてこられるからな。幸子だけ休んでいろと言う訳にはいかない。


「届けてきたさー。新しい書類も貰ってきたのさ。これが急ぎだって言ってたさ」


「ありがとう幸子。これか? ……手紙だな。ああ、そういう事か。シリエント公爵からの手紙か。漸く来たのか。……移動に時間がかかり過ぎるのも問題だな。領地内だけでも、馬車で進んで10日ほど必要だし、王都からとなるとここまで時間がかかるのか。召喚獣を使えよと言いたいが、その辺も何も解ってないんだろうからな。こっちでも記録は残しているが、これは門外不出の物になるだろうし。そもそも他の土地の塔についても書いてあるからな。本来なら共有するべきなんだろうが……」


 召喚獣の呼び出す確率なんかを記載しているのは、俺のためでもあるし、未来のためでもある。ゲーム世界とは言え、常識がある程度異なっているのだから、記録を作らないといけないだろうと言うのが俺のため。俺が死んだ後に、ソウルメイトの強さが落ちる様であれば問題だから、記録を残して少しでも有利に立ち回れるようにするのが未来のため。これも立派な仕事なんだよ。


「それで? あの宰相は何って言ってきているのさ?」


「ちょっと待ってくれ。詳しく読むから。……ん? ……あー。……くっそ面倒だな。でもまあ、この位で済むのであれば、まあ、問題なしか」


「面倒なのさ?」


「面倒だな。毎年上納品を用意しないといけないらしい。男爵だから200億マーネ分の何かを送りつけろと書かれている。200億マーネは大金だぞ? それを軽々と要求するなとは言いたくなるな」


「寧ろそんなはした金で良いのさ? もっと要求されると思ってたのさ」


「いや、普通の男爵家なら厳しいだろう。レベルが200が上限だぞ? ダンジョンも選ばないといけないだろうし、かなり厳しい。……それに、下手に換金アイテムのグレードが高くても、それはそれで問題が起きる」


「どうしてさ?」


「例えば、1つで20億マーネもする換金アイテムを用意したとする。それを10個集めなければならない訳なんだけど、これを送り付けたときにどう反応すると思うか?」


「200億マーネで丁度さってなるんじゃないのさ?」


「違うでしょうね。10個しか送ってこなかったとなるでしょう」


「そういう事だな。価値が高い換金アイテムを用意できるくらいにはダンジョンの深い所に行けているという事なんだ。次の年からはそれの数倍の価格を寄こせと言われる可能性がある」


「うげー面倒なのさ。そうなると、数を揃えないといけないのさ?」


「揃えないといけないだろうな。こうなってくると、冒険者組合から結構な分の換金アイテムを買う必要が出てくるな。……まあ、交換でなんとかしてくれないかとは頼んでみるが」


 非常に面倒である。1個で200億マーネの物もあるんだけど、そんなものを送りつけたら、次の要求が怖い。内政の何たるかなんて知らないけど、そのくらいは解る。欲の張った奴の思い付きそうな事だな。まあ、それでも余裕はあるから良いけど。こっちが損をするようにはしない方が良い。

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― 新着の感想 ―
内政重視なら産業や、災害に備えた工事が基本じゃないのか? 金より地元産業の商品じゃないと内政重視とは思えないな 金要求はダンジョンに潜って換金や商売を手広くやってないと厳しいから、内政重視とは思えない…
「何か」でいいなら召喚石がベターなきもしますね 美容や健康関連とか生産関連とか、ダンジョンには役にたたないがダンジョン以外で役に立つ召喚獣の召喚石なんかよさそうです 在庫処分ではないんだよ 需要と供給…
内政重視とか言ってる派閥なのに地方から金を吸い上げる……? それでインフラの整備でもして再分配するんならともかくただ吸い上げるだけだと内政破綻しないか?
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