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ソウルメイトは貧乏神  作者: ルケア


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内政をちゃんとしていく

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 ダンジョンを攻略する。内政を少しばかり行う。ダンジョンを攻略する。内政を多少修正する。このサイクルで内政を充実させていっている。今はまだ制度の見直しがメインになってくるんだ。恐らくは今後も制度の見直しがメインになるだろう。独自の内政を行うのはまだまだ先になる。もっともっと見直さないと行けないことがあるんだ。碌でもない政策ばかりだったからな。こんなものは必要ないと何度言ったか解らない。


 ミルミル男爵も始めは困惑していたがな。貴族の常識的にはあり得ないという事もやり始めている。だが、それをしなければ問題が大きくなるしかないという事もあるんだ。それが、領内を走る馬車の運用である。領地内を延々と走るだけの馬車を作ったのだ。勿論、それには冒険者の護衛を付けている。冒険者ギルドにも旨味がある政策になる。


 平民の常識では、ソウルメイトを持たずに町で過ごしている人も平気で居たのだ。やはりかとしか言いようがない。近くに塔があるなら得るために移動をする事もあるらしいが、遠ければ行かないで働きに出ることもあるらしいのだ。それは絶対にやってはいけない事なんだよ。何故かと言えば、召喚石が貰えないからだ。


 ソウルメイトを得て、生産活動をする事によって、召喚石を得ることが出来るんだ。ソウルメイトが居なければ、召喚石が増える訳がない。農民も、最低限の豊穣の神や神獣、幻獣、その他諸々を召喚出来なければ、効率が雲泥の差なのだ。俺の産まれたモーデミル村は、そもそも富と豊穣の塔があったから、皆がラクシュミーを呼んでいた。他の農村はというと、そういう召喚獣を、ソウルメイトを呼んでいないのである。馬鹿かと。阿保かと。生産効率が5倍くらい違ってくるんだ。最低でもソウルメイトは召喚しなければ、労働力も足りなくなる。


 そこで馬車の運行だ。行先を指定するか、周回ルートを通るのかは、客次第ではあるが、無料で馬車の運行を始めた。人材は簡単に集まる。奴隷を使えば良いんだ。そのために、幻獣と妖魔の塔で奴隷たちにソウルメイトを得させてのである。費用は勿論こっちが支払った。馬車の製作もしてもらった。ソウルメイトが引っ張れば、それでいいからな。幻獣を馬車馬のように使うのは若干気が引けたんだけど、そうでもしないとソウルメイトを得ずに仕事をする人が多すぎたんだ。何をするにしてもソウルメイトは必要。それを解っていないのが問題なんだよ。奴隷以外でもソウルメイトを持っていない住民が居ると考えたこともある。まさか本当にそうなっているとは思わなかったが。


 今のアガレイト男爵家は、領都が1つ、町が16個、村が21個ある。町にはダンジョンがあるし、村の4つには塔がある。必要に応じて、塔を活用していかなければならない。というか、内政をしっかりとするのであれば、農民は富と豊穣の塔に行くべきなんだよ。ラクシュミーの出し方は解っているんだから、食料自給率を上げるためにも富と豊穣の塔は使ってくれ。


「それで食料自給率を上げると言う事ですか……。ですが、それでは農作物が安くなりすぎませんか? 数が増えると物は安くなります。それを防ぐ手立てはあるのですか?」


「ある。簡単に言うのであれば、領地外に売ればいい。安いんだからそのくらいの金額で売れるんだろう? それで商人が利益を上げれば良いんだ。農民からはそもそも税金を取らずに作物で徴収しているんだから、あまり関係が無い筈なんだよ。それに、今後は沢山の農民と、召喚獣が畑を耕すことになる。食料の供給量は今までの数倍に膨れ上がる予定なんだ。兵士が色々な狩場で倒した魔物の製品も冒険者ギルドに卸すからな。肉も当然卸す。食料品に関しては困ることはないはずだ」


「畜産をメインにやっている村はどうしますか? 肉だとかなり被って来るとは思いますが?」


「味で勝負すれば問題ない。多分だが、今後は金が余ってくる。それで少しでも贅沢をしようと思うものが出てくるだろう。魔物の肉よりも美味しい肉を生産できれば、畜産も十分に生き残れる。そもそも鶏は卵を産むし、豚は何でも食べる。牛は牛乳が取れて加工が出来るんだから、差別化は難しくないだろう」


 後は何処かで畜産の神様を召喚できれば一番いいとは思うんだ。出来るとすれば、幽世と獣の塔だろうな。確かヴォーロスが家畜の神だったと思うんだけど、それが冥府の神も兼ねていたはず。幽世という所で引っかかって来るかと思うんだがな。その辺はこっちで調整しなければならないだろう。


 こちらとしても準備が必要な事もあるんだが、とりあえず馬車の運行は始めた。今後は奴隷以外はソウルメイトを持っているという状態になるだろう。奴隷はある程度は仕方がない。こちらとしても奴隷には居て貰わないと困るんだ。戦力にもしたいし、ある程度の強さのソウルメイトを用意する必要もあるんだろうとは思う。……運が絡む上に、アイテムも沢山必要になるから、全部高位のソウルメイトを準備できるのかと言われたら、無理だというしかないんだけど。


 それとは別に、エイミーにはアタッカーにオシリスを、バッファーにムトを用意し、メリッサにはアタッカーにアルセレーテ(アルテミス、セレーネー、ヘカテーのセット)を、バッファーにアポロンを用意し、ルークデルムにはアタッカーにラシャプを、デバッファーにホロンを用意し、ケライノにはアタッカーにフレイズ(フレイ、フレイヤ)を、デバッファーにロキを用意し、スレイズにはアタッカーに伊邪那岐命を、デバッファーに伊邪那美命を用意した。これで一応編成としては完成したと言ってもいいだろう。ダンジョンの周回に力を入れて貰う事にしている。


 そして、俺の方ではあるんだが、内政に強い召喚獣として思い至ったのが思兼だったので、召喚することにした。日本神話の学問や知恵の神だったはずだ。だから、内政にも強いだろうという思惑で召喚した。まあ、性能はちょっとね。生産よりの神様だしなあ。


――――――――――

名前:瑠璃

種族:思兼

Lv:1

SP:195

HP:3877/3877

MP:9134/9134


スキル

『全知の神』

『八意の問』

『細心の意』

『高位識別』

『出世開運』

『数多の思慮』

『知識伝達』

『技術維新』

『匠の業物』

――――――――――


 『全知の神』は高等呪属性魔法を扱うスキル。なので一応アタッカーとしても使える。『八意の問』は連続して魔法を使い続けると威力がどんどんと上昇していくという連続魔法系のバフみたいなものだな。『細心の意』は味方全体に魔法攻撃力の固有バフを与えるスキル。『高位識別』は鑑定のスキル。『出世開運』は運が上昇する固有バフ。『数多の思慮』は思兼が指揮を執ると、全体に攻撃力、防御力等々の複数の固有バフを与えてくれるスキル。


 『知識伝達』は師弟関係にある場合、師弟に対して固有バフを与えるスキル。『技術維新』は生産職に対しての固有バフを与えるスキル。『匠の業物』は生産したものの能力が向上するというスキル。


 総じて、生産職寄りのスキル構成になっているんだ。生産職の恩恵が大きいんだよ。戦闘は呪属性魔法という特殊な系統の魔法を使うので、割と良いアタッカーにはなれるんだよ。しかも、呪属性ってアンデッドにはかなり強いし。なんか俺の編成はアンデッドに対して強くなってきたよなあと思う次第だ。尖っている方が編成としては優秀なんだけど、まあ、それは置いておこう。


 名前は某所から借りてきた。いや、思兼なんて召喚したことなかったからさ。まさかの女神だったことに驚いている。……勝手におっさんのイメージだったんだ。すまねえ。すまねえ。

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― 新着の感想 ―
ナデシコでルリルリが使ってたからね。仕方ないね。
娯楽本は生産に入るのかね? 弟子をとってバフをかけたら面白い小説読み放題では!? 文学の都にしよう!
オモイカネって男神じゃなかったっけ 出てくる漫画とかでもおっさんだったはず
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