反乱会議
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思ったよりも簡単に令状が出てしまった。これで良かったんだろうか? ジーデンス子爵家はそこまでの貴族だったという事なんだろうな。ここまであっさりと令状が出るなんて思ってもみなかったし、そもそも賛成してくれるとも思っていなかった。
どれだけの悪評があるのかは知らないが、文官は即座に令状をくれた。それでスドルト町に帰って来た訳なんだけど、とりあえず冒険者組合に報告しないといけないよな。
「という訳だ。令状を貰ってきた。これを読む限り、罪をでっち上げたというよりも、既にあったものを再度通告した感じに見えるんだが」
「どれどれ。……うむむむ、ここまでの事をやらかしていたのか。それともでっち上げなのか。どちらにも読めるから質が悪い。ジーデンス子爵家ならやりかねないというのが率直な感想だな」
「そこまでの糞なのか、もっと酷いことをやっていたのかは解らないが、とりあえずこれで動ける。そして、一族郎党を処罰した後は、俺が男爵になるらしい。領地はそのまま引き継いで治めても良いらしいが、具体的には何処までがジーデンス子爵領になるんだ?」
「それはこれを見て貰えば解ると思うぞ。領都がここだ。領地の南側にある。で、ここからここまでが領地になるんだが、どうだ? 治められると思うか?」
「……この位ならなんとかなるだろう。思ったよりも広かったが。というか、塔も4つあるじゃないか。こんな立地の良い場所で何でこうなる?」
「人間が糞なんだから仕方がないだろ? まあ、なんとかしてくれ。もうちょっと冒険者にとっても住みやすい町にしてくれると助かるな」
それはそうだろうな。冒険者組合が仕事がしにくいという環境になっては問題だ。冒険者がある程度の成果を持ち帰ってくれなければ、経済的に困るだろう。冒険者が仕事がしにくいとなってくると、どうしても困ってしまう。ダンジョンもそうだが、外の狩りもしっかりとしてもらわないといけないのだ。兵士も使う気で居るが、それでも難しい可能性があるからな。まずはレベル上げをしないといけないだろう。そこから始めないといけないんだろうな。
「で? 俺はこれからどう動けばいいんだ? 一族郎党の処分を言い渡されたんだが、伝手がないと厳しいぞ?」
「安心しろ。それなら冒険者ギルドが主動してなんとかする。とりあえず、今日明日にでも領都に行ってくれ。そうしたら色々と動けるからな。領都の方のギルドで何とか対処をしてもらう。そのくらいの事は出来るからな」
「了解した。それじゃあ、奴隷たちを回収していっても良いよな?」
「ああ、……あいつらも優秀な冒険者なんだがなあ。ここに残って欲しいと思うくらいには優秀だ。既にダンジョンを周回できるなんて思ってもみなかったからな。お前だけが特別なのかと思っていたぜ」
「ダンジョンの周回なんて、誰でも出来るからな。そこまで難しいものでもないんだ。要は次の階段をいかに早く見つけるかって事に全力を注げばいいだけだ。その方法は何通りかあるんだよ。俺とは別の方法を教えてある。そっちの方が確実に誰でも出来るからな。まあ、その召喚獣が居ないと厳しいが。出てくる塔はあるから、そこで召喚獣を呼び出しまくれば、100個に1個か2個は出る筈だとは思うんだが」
軍団召喚できる召喚獣は限られている。だが、多くが天使、悪魔系統になってくる。ここには隣に悪魔とケルトの塔があるんだから、軍団召喚持ちは手に入ると思うんだがな。そこまで確率がシビアになっている訳でもないと思うし。まあ、悪魔ってイメージが悪いかもしれないが、素人でも報酬次第では戦力になってくれるという意味で、悪魔は使いやすいんだけどな。上位の悪魔になってくると、報酬も上がっていくんだけど。
その後、色々と話をした。まあ、世間話程度の事だけどな。そこから一気に領都へとやって来ていた。移動時間は数十分。そのくらいで移動が可能だ。準備の方が時間がかかったまである。飛んでいたのは1分無かったかもしれない。そのくらいの距離感なんだよ。
直ぐに冒険者組合にやってきて、組合長に繋ぎを付ける。手紙を書いてもらったからな。即会えるはずなんだよ。そもそも未来の貴族様なんだから、会えないことはないとは思うんだけど、まだまだ権力がある訳では無いからな。
「ようこそ。未来の貴族様。これでマシになってくれることを願うぜ? 今までが糞過ぎたんだがな。そんな状況になっていても、貴族になりたいなんて人材は居なかったからな。令状を持ってきてもらって助かる。俺たちも国には大っぴらには関与できないからな。冒険者組合としては、国に関与してはいけないという決まりがある訳でもないが、そもそも国家とは違う組織だ。貴族が介入することを良しとしないし、こっちも介入しずらい。まあ、お前は例外になるんだろうけどな」
「元冒険者って肩書になるだろうからな。それとも現役を続行してもいいのか?」
「貴族が冒険者をやることを禁止はしていない。ただ、ダンジョンの優先権なんかは交渉させてもらいたいがな。ダンジョン内での揉め事は避けたい」
「こっちとしてはボスさえなんとかなれば良いと思っているからな。道中の争いは好まない。寧ろ冒険者と兵士のパーティーも許しても良いと思う。まあ、どの位の戦力があるのかは解らないけどな。戦力は不足していると思った方がいいだろう。前回のスタンピードの事を思えば、そうなっても仕方がない。戦力はあればあるほど良いんだがな」
「そうか。それは助かるな。あと、戦力があったら今回の令状でも厳しいぞ? ジーデンス子爵家に付く兵士も……居る訳がないか。それだけの事をやってきているからなあ」
「そこまで酷いのか?」
「まあな。お前が思っている以上に酷いから安心しろ。お前がどんな悪行をやろうとも、ジーデンス子爵家には勝てないからな。常識外れの事をやるかもしれない。だが、悪行は勝てない。そういう貴族家なんだよ。あそこはな」
評判が悪すぎるだろう。どうしろって言うんだ。まあ、そこから立て直すのが俺の仕事みたいなところがあるし、仕方がないんだけどな。それでも法衣貴族に丸投げするんだけど。俺が出来る事って殆どないに等しいし。
「それで、どうするんだ? 令状はこっちにあるが、ジーデンス子爵家を一族郎党処分するにしても、中々難しいと思うんだが?」
「それはこっちで主動する。法衣貴族には話を付けられるからな。あいつらもいい加減にして欲しいと思っていたはずだ。簡単に協力してくれるだろう。こっちへ呼び出してなんとかするから、暫くは時間を貰うが良いか? 令状の通りにやるには流石に1か月は欲しいんだが。領都は明日にでも終わる。問題は一族郎党だからな。町長や村長も含まれる」
「ああ、そういう事か。移動に時間がかかるのか。それで? 俺はどうすればいいんだ?」
「そうだな。とりあえず、明日の昼過ぎにここに来てくれ。それまでには終わっているはずだ。今日の夜にでも仕掛ける。恨まれている奴だ。一掃するくらいの事は簡単に出来るんだよ」
「戦力は足りるのか? 仮にも貴族家だからな。ソウルメイトが居るだろ?」
「ああ、知らないのか。ジーデンス子爵家のソウルメイトは、既に見切りを付けてしまっているんだよ。ソウルメイトが既に言う事を聞いていないのが現状だ。だから問題ない」
ソウルメイトにまで縁切りされているとか、どういうことだよ? マジで好き勝手したんだな。それなら悪魔をソウルメイトにしておくべきだったな。悪魔を呼び出せる塔はあるのに、勿体ない事をしているな。




