臨時の隊長に就任?
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「……マジか」
「これは酷いのさ。魔物に荒らされているのさ」
「で、す、が! 死者は居ないようですぞ? 人間種は死体が残りますからなあ。血痕も無い所を見るに、逃げたのでしょうなあ」
「薄情だとは言うまい。誰もが自分の命が惜しいのじゃ。じゃが、妾らに負担が重く圧し掛かってくる様になるだけじゃな」
「……42波からは休憩なし、後ろに逃がすのも無しになるのか。厳しいがなんとかするしかない。睡眠時間は取れなくなったが、逆に言えば、覚悟は決まったって事になる。正直、フールが全部避けてくれるのであればなんとかなるのはそうだ。ここからは強力な魔物がどんどん来るが、それでも持つのかどうかだな……」
「ん~、吾輩の事であれば心配ご無用。あの程度、数が多いだけの有象無象でありますからな。幾らでも回避して見せましょう。たっだぁ、援軍の見込みが無ければ厳しいですぞぉ? 吾輩、敵の攻撃は当たってやる気は無いのですが!」
「隣の隊から何人か補充をしてもらわないといけないだろうな。なんとか援軍を送って貰えるように頼むしかない。問題は、誰を行かせるのかだ。鬼丸は行かせる。手紙を書いて、いや、無理か。敵と間違われて倒される未来が見える。となると、俺がいかなければならないだろう。……そっちはなんとかしてくれるか? 片道1時間程度は見ておいて欲しい。出来れば援軍を連れて来たいが、無理な場合はどうしようもないだろう。しかも、ここからは1体たりとも後ろには流せない。踏ん張れるか?」
「こうなったらやるしかないのさ。デバフは魔法防御力だけに絞らせてもらうのさ。素早さは、こいつが何とかするのさ」
「んま! でも吾輩、それでもなんとかしますぞ! 我が王が帰って来るまでの間、戦線を支えて見せましょう!」
「そうするしかないのじゃ。妾たちに任せておくのじゃ。……休憩なしは堪えるのじゃ」
だよな。流石にこんなことになるなんて思ってもみなかった。まさか逃げるとはな。冒険者組合にしっかりと報告をさせて貰う。低レベルの奴らなら仕方がないが、ある程度のレベルの奴らは逃げるなよ。特に隊長が逃げてどうする。最終防衛ラインさんが逃げてどうするんだよ。ここの戦線を崩壊させたら、他の場所のスタンピードの可能性が出てくるだろうが。
出来ることをするしかない。説得できるかどうかは未知数だ。向こうも戦力が余っている訳では無いだろうからな。そこから戦力を引っ張って来るにはどうすればいいのか。最低でも両方から1人は援軍に来てもらいたい。3交代を維持するには最低でも3人は必要になってくる。贅沢を言わなければ、1人でも構わないが、それだと色々と不安が残るだろうからな。
そんな訳で走った。他の戦線の所に全力で走った。そうしないと詰むからだな。詰みの状況にはしたくない。最低でも休み時間は欲しい。睡眠を取るだけの時間は確保しないといけない。出来れば2人くらい欲しい所だが、贅沢は言わない。戦線を8時間支えられる人材を1人だけでもなんとかして見せるつもりだ。俺はなんとかしているんだし、他の人も召喚獣次第ではなんとかなるんじゃないかなとは思っている。詳しい事までは知らないが。
というか、戦力の配置を間違えているんじゃないかね? リーダーがレベル100に届いていないとかフラグでしか無いんだけど。もしかしたらあれがかなりの戦力持ちだったのかもしれない。1人で支えきれなくなって逃げた可能性もある。どうしてそういう状況になったのかが解らないので、何とも言いようがないんだよな。責める事は責めるが。逃げてどうするんだよって感じである。まあ、生きていないと出来ない事もあるけどな。それはよく解るんだが、撤退するなら全員で撤退して欲しかった。
「という訳でして、なんとか戦力を回せないですか?」
「……厳しいな。こっちも余裕がある訳じゃない。というか、ギリギリの戦いを強いられている。こちらからは戦力は出せない。……代わりにと言っては何だが、手伝うように他の所に伝令を遣ることは出来る。それで勘弁願いたい」
「それでも助かります。流石に1人では睡眠不足で負けかねないので」
「……しかし、そうなる前にリーダーが伝令を出すべきなんだが、逃げたのであれば仕方がないな。どう考えても君の責任ではない。こちらでもなんとか伝令を出してみる。……諦めないでくれ。人員を送るようになんとか説得してみる」
「すみませんがよろしくお願いします」
頭を下げるくらいはやらないといけない。これが俺の役割だ。召喚獣たちの負担の事を考えたらこの位の事はやらないといけない。俺だけが戦っている訳では無いんだ。皆でなんとかしているんだから、皆で帰るんだよ。召喚獣は復活するとはいえ、1度崩れたら崩壊するようなパーティーだ。綱渡りをしているんだよ。それでもなんとかなるだろうという信頼はある。それだけの面子を揃えたつもりだからな。予想外の事もあったけども。
「……解った。8時間支えられるだけの戦力を持っている奴が居れば良いんだな? こっちも戦力的には厳しいが、そっちに比べたらまだマシだ。回避に専念させるが、それでも良いのであれば、2人連れて行ってもいい。1人は伝令役に使ってやれ」
「ありがとうございます! 助かります」
「エンジとカロッテスを起こしてこい! 別の隊に合流させる!」
「解りました!」
こっちはなんとか2人貰えた。……これでなんとか休憩は出来るな。長くは睡眠時間を取れないが。5時間で支度をして、整えて戦線に向かわないといけないだろう。ここからは時間とも戦う必要があるからな。段々と波が強力になっていくんだ。数もそこそこ出てくる。1人ではどうしても無理なんだ。
「臨時の隊長さんよ、よろしく頼むぜ」
「僕は伝令役です。ここから先の方も援軍を呼びますか? 欲しいのであれば行ってきます」
「頼めるか? 出来るなら出して欲しいと伝えてくれ。それじゃあ、よろしくお願いします」
戦力はなんとか借りられた。これで召喚獣たちを休ませることが出来るな。戦線を支えてくれているとは思うが、どうなっているのか。召喚石に戻ってきていないから、多分大丈夫だと思うんだけどな。
そして帰ったら、フールがかなりの乱戦をしていた。……何であれで死なないのかが解らない状態になっている。相手の同士討ちを誘いつつ、色々とヘイトを買っている様で。後は次元魔法がやっぱり強すぎる。流石に時空間魔法の下位互換。出来ることは少ないが、効果はてき面なんだよな。
「おー。中々のタレントが揃ってんな。こっちも乱戦に参加させてもらう。行け! ヴァルキリー! 敵を殲滅しろ!」
おお! 北欧神話勢のヴァルキリーか。中々に良い召喚獣を持っている。SPでいうと102だ。攻撃に特化しているので使いやすいし、機動力もあるのでアタッカーには持ってこいの種族なんだよな。枠としては妖魔の枠でもあるので、カシル村の幻獣と妖魔の塔からも出てくる。良い戦力だ。どこぞの隊長さんとは大違いだな。
「後はこっちに任せな。8時間程度ならなんとか持つからよ。これ以上ってなると厳しいが、なんとかしてくれるんだろ?」
「その辺はなんとかします。では、お願いします」
フールを下がらせる為にも殲滅しないといけない。なのでスカルには頑張って貰ったんだけど、なんとか殲滅できた。機動力のあるアタッカーは欲しい所なんだけど、都合よく出てくれるのかどうかだなあ。難しいかもしれないが、狙っていくのも悪くはない。
さて、戦線は任せていったん休憩だ。まずは休んでからだな。話はそれからだ。




