ホムンクルスで内政は無理
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「疎水もかなりの早さで整備されて行くな。このまま工事を続けるのはいいが、イベルタ町の開発に回さなくても大丈夫なのか? 向こうの方が人足は必要だと思うんだけど」
「そこまではしなくてもよろしいでしょう。大工もしっかりと工事をしております。大分町の拡張も行っておりますので、今はまだ大丈夫です。それよりも臨時で錬金術師を増やさなければ追いつきませんよ? そろそろ錬金術師の補充が必要になってきます」
「そのための召喚獣も補充をしなければなりませんな。今の錬金術師に弟子入りしている人らを独立させねばならないでしょう。そうしなければ、計画が遅れてしまいます。今のままでは10年は必要です。いえ、もう少しばかり必要でしょうか? なので、独立させて錬金術師として一人前だとしてやらねば、計画が遅れます。ですので、その判断をしなければならないのと、召喚獣を用意してもらわないといけませんな」
「それは解っている。だから今集めている最中だ。ただ今度は工房が必要になってくるだろう? ホムンクルスを作るにしても、1日に何千と作らなければならないんだ。大きさはゴブリン程度で良いのかもしれないが、それでも場所を必要とするぞ? 建築は間に合っているのか?」
「問題ありません。ですが、錬金術師の弟子が足りません。ですので、適当にまた奴隷を買い漁る必要があるかと思われます。そして、鍛冶師も同じですね。鍛冶工房はありますが、鍛冶師が足りません。召喚獣で補うにも限界があります。ですので、早い内に対処した方がいいでしょう。目標では5年ですが、それ以上に時間が必要になることになります」
「ですな。思った以上に時間がかかっておりますからな。計画の見直しも必要でしょう。計画通りにいきたければ、どうしても人員の追加が必要になってきます。それは早い内の方がいいでしょうな。計画に遅れが出てきます」
うーむ。建物はあれど、それを使う人間が居ないというのは困るな。と言う事は、また大量に奴隷を購入しなければならないと言う事になる。前回からの学習で、必要以上に奴隷をかき集めて貰っているので、人数は足りるとは思うが、召喚獣が足りない。召喚石が沢山必要になってくる。冒険者からも買い取っているが、まだまだ遺跡も追加したいので、本当に足りないって事になってきているんだ。俺も回収するのはしているが、件の能力で回収しているのは日本神話勢の確率上昇系アイテムだからな。召喚石に割いてる余裕はない。もっとも、召喚石が無ければ、どれだけアイテムを集めたところで同じなんだけどな。それと同じで、終わりと始まりの祭壇もどれだけ集めても、召喚石が無ければ一緒なのだ。まあ、エンドルビーはまだまだ余っているので、どんどんと加工をしてもらう必要があるんだけどな。エンドルビーは冒険者からも集まってくるので、本当に沢山あるんだよ。遺跡を作り放題だな。そこまで必要になるのかは置いておくとしてだ。
何をするにしても人手が足りない。召喚獣が足りない。何もかもが足りないと来ている。どうしてこんなに忙しいんだろうな? もっとゆっくりと過ごす予定だったんだが。偶に仕事をして、ダンジョンに潜って。まったりと遊ぶ予定だったのに、気が付けば時間に終われている。前世よりは働いていないけど、結局はブラック労働者になっているんじゃないのか? まあ、自分のせいでこうなっているので、どうしようもないんだけど。もっと楽に生きる方法はあったんだ。それが嫌だったからこんなにも苦労をしていると言う事なんだけどな。
「何をするにしても人手も召喚獣も時間も足りない。時間を無限に使えるような魔法があればいいんだろうが、生憎そんな魔法は知らないし。あっても結局は時間が足りないっていうようになるんだから無意味なんだよな。嘆くのは簡単なんだが」
「そうですね。ここに人員を追加しても仕事は同じくらいはしょりしないといけません。それならば、他の場所に人員を当てた方がいいでしょうね」
「結局は自分でやらないといけない仕事が増えるだけですので。思ったよりも時間は必要ではありませんな。それよりもやらなければならないことを増やさない方が効率的でしょう。……まあ、今回の様に、避けられない仕事もあるのですが」
「そう言う事さ。これがヨコエ男爵からの報告書さ。さっさと見て返事を書くさ」
「解っているよ。……薬の蔓延は防いだか。追跡も行っていると。なるほどな。方面としては多方から行われており、特定は困難だろうと。まあ、そうだろうな。簡単に捕まるような連中じゃないのは解っていたからな。ただ、簡単に裏社会に溶け込めると思われても癪だからな。徹底的に反撃をしてやろうじゃないか。……幸子、これが返事になる。また持っていってくれ」
「了解なのさ」
「薬の蔓延は防いだのは良い事でしょう。ですが、完全に防いだのかは解りませんね。入ってくるだけなのを防いだのか、持ち込まれるのを防いだのかが不明です。その点ははっきりとさせておくべきでしょうね」
「ですな。裏組織が既に内部にある可能性もあります。リリスに調査をさせる方がいいでしょうな。裏組織は無い方が健全ですからな。そちらの方もしっかりと対策をしておかなければなりません」
ああ、そう言う事か。蔓延は防げたが、裏組織の侵入まで防げたとは書かれていないか。確かにそうだ。もう既に入り込まれている可能性もある。対処しないといけないんだろうな。でも、裏組織の壊滅程難しいことはないんだが。シリエント公爵の様に特定の商売をしているのであれば、そこまで難しくはないんだけど、こういう組織は偽装をしていることが多いからな。何処に潜んでいるのかが解らない。なんとかしないといけないのは解るんだけど、どうやれば良いのかが解らない。それもヨコエ男爵に任せるという方針で良いのかもしれないが。
内政でやることがどんどんと増えていく。こんなに増える予定では無かったんだけどな。仕事が終わらないって事態にならないように気を付けなければならない。簡単には放り投げられないんだからな。確実に終わらせてしまわないといけない仕事が多すぎるんだ。まあ、俺が処理しているのは一部だけなんだけどな。大抵は瑠璃と兼平が処理しているんだ。こっちの仕事は少ないまであるんだよな。
「ホムンクルスが内政も出来たら良かったんだがなあ。書類仕事には絶対に向いていないからな。あれらは単純な労働で使うべきものだからな。俺の負担の軽減になってくれれば良かったんだろうけど。それは無理だからな」
「そもそも命様に渡している仕事は命様以外には出来ない仕事なのです。ホムンクルスを使ったとて、減るものではありませんね。寧ろホムンクルスが使えれば、仕事は増えるのでは? 処理速度が上がる訳ですから、最終決裁は命様頼りになりますし」
「ですな。ホムンクルスが使えるのであれば、仕事量は増えるでしょう。己たちが送る仕事が単純に足されるだけですからな」
「うーん。そうか。俺をもう1人作ることは出来ないのかね?」
「……難しいかと。それこそ創造神様が出来るかどうか、でしょうからね。そもそも魂の複製が出来るのかが怪しいですが。魂とはそういうものですし」
まあ、そうだろうな。魂の複製なんてやらかしたら、流石に世界から敵認定されかねない。それは勘弁願いたい。出来るからと言って禁忌を侵すつもりはない。まあ、出来るとは思っていないけど。でも、俺が2人いれば、仕事は捗るだろうな。




