第一回 星屑
私は、自分でもびっくりするくらい不思議な部分をいくつも持っているのですが、こういう言葉を調べてしまうところも、その一つです。
旅行に必要なものを調べるのはギリギリなのに、どうしてこんな当たり前ともとれる言葉の意味は調べてしまうのか……。(苦笑)
人類は謎多き生き物ですね!
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さて、第一回は、「星屑」について少し書きます。
皆様は、「星屑」という単語の意味を調べたことがありますか?
「星屑」は、私がこのエッセイを書くきっかけになった言葉です。
そんなわけで少し思いれのある言葉で(もともと、響きとかも好きですが)初めに紹介するならこれかな、と思ってチョイスしてみました。
それに「星屑」って、きっと、皆様に星屑って何でしょう? と尋ねたら、たくさんの答えが返ってきそうな、絶妙な言葉だな、とも思います。
実際にそんなことはないかもですが、個人的にはとっても好きです。
星と屑の組み合わせは、いわば月とスッポン。
そんなところも好きです。(私はスッポンも可愛くて好きです。)
本題に戻って……。
「星屑」について、いくつかのネットの辞書を引用させていただきます。
夜、小さく光って見えるたくさんの星。
(Oxford LanguagesによるStardustの日本語訳)
①散らばって見える無数の星。
②恒星によって作りだされる元素。水素などの軽元素から核融合反応を経て重元素がつくられ、超新星爆発によって宇宙空間にばらまかれる。
(goo辞書)
夜空に散らばって光る無数の小さな星たち。また、そのさま。星が点々と散らばる様子を屑にたとえた。
(日本語表現インフォ)
なんだか、どれも、お話を読んでいるみたいでとっても素敵な表現です。
個人的には、goo辞書の温度差が好きです。小学生にもわかるような説明の後で、良い年をした大人にも分かりにくい感じ……。何があったのか、想像するとちょっと面白いです。
あとは、小さな星「たち」っていう表現も、童話みたいで可愛らしいな、と思います。
「星屑」という言葉をネットで調べたのは、本当に偶然だったわけですが、こうしてひょんなことから、いろんな言葉を辞書で調べたりするのがすっかりマイブームになってしまいました。
よく知ってるよっていう言葉でも、辞書を開いてみると新しい発見があって楽しいかもしれません。
このエッセイを通じて、皆様のお心に、何か少しでも「星屑」のようなキラメキを灯せることが出来たなら嬉しいです。
おあとがよろしいようで……?
では、また次回。